離乳食の不安解消! 離乳食体験記~ゴックン期(初期)②~

離乳食の不安解消! 離乳食体験記~ゴックン期(初期)②~

今回は「人生初のお粥」&「離乳食ノートをつけてみて」です。

【人生初のお粥】

ドキドキのひと匙めは…パパに譲りました。
主人の仕事は朝早くて夜遅いため、平日はあまり育児に参加できないのが現状です。
そこで、記念にと思いパパに食べさせてもらいました。

【スプーン慣らしの効果アリ!?】

初めてのお粥は10倍粥をよーくすり潰したものを赤ちゃんスプーンにひと匙。
あっという間に食べてしまいましたが、お乳と違う味が口に入っても嫌がる事はなく、スプーン慣らしの成果が出たのかなと思います。

【信頼関係】

初の離乳食は主人に譲り、私は何かあった時の対処&写真係をしていました。
その時に感じたのが、家族の絆です。
スプーンはすんなり受け入れ、嫌がりませんでしたが、おチビ(と呼ばせて頂きます)は「あれ!?いつもの味じゃない…」と気がついたようです。
ちょっと不安そうな表情で主人の顔をジッと見た後…ニッコリ笑顔。
私の推測ですが、「お乳かと思ったら違う味」→「不安…」→「くれた人は誰?」→「いつもいる人!」→「安心!」→「ニッコリ!」という心境の変化があったのではと思います。
赤ちゃんは自分で食べ物を選べないので誰かに頼るしかありません。
毎日接している私達を信頼してくれていると感じた出来事でした。
赤ちゃんはパパのこともちゃんと分かっています。
なかなか会えなくても、ちょっとした時間の積み重ねを大切にして下さいね!

【離乳食ノートをつけてみて】

離乳食の始まりと同時に離乳食ノートをつけ始めました。
目的としては、「時間」「量」「食事の様子」「いつ初食材を食べたか」
「どんなごはんを作ったか」「食べさせての感想」
といった内容の覚書です。
成長記録の意味合いもありますが、お粥からスタートした離乳食は野菜や魚・肉と進めていく上で全てが順調にいくわけではありません。
時にはアレルギー症状や、お腹を壊すことも出てきます。
その際、医師に出来るだけ多くの情報を提供することで、早期診断・治療をしてもらう手助けになります。
子どもの体調不良は親にとって常に付きまとう不安要素のひとつ。
おチビの急な体調不良で病院にかかった際、状況等を細かく聞かれましたがノートのおかげで色々と答えることが出来ました。
また、食材が偏っていないかのチェックにもなります。
進めていくと、食べたことのある食材かどうか分からなくなるので、初食材を赤いボールペンなどで囲むと後で分かりやすいですよ!
結構役に立ちました!!


【お粥の作り方色々】

離乳食を何から始めるかは国によって違いますが、だいたいその国の主食となる食材を使う傾向にあります。
日本の主食はお米なので、お粥を作ることが多いですね。
昔は「鍋で米からじっくりコトコト」が主流でしたが、共働きのママさんはちょっと大変に感じてしまうかもしれません。
今回は無理なく続けられるお粥の炊き方をご紹介します。
(分量は初期から使える10倍粥です。)

●炊飯器DEお粥(大人のごはんと一緒に炊く方法)
米・・大さじ1
水・・150ml

  1. 米を洗い、分量の水と共に耐熱容器に入れる
  2. 大人のごはんを炊く準備が出来た釜の中央に①を置き、白米モードでスイッチON!
  3. 炊き上がったら離乳食の進み具合に合わせてすり潰す
    ※必要量を取り、残りは1回分ずつ製氷皿などに流して冷凍

●ごはんDEお粥
白飯・・30g(大さじ2強)
水・・200ml

  1. 鍋に白飯・水を入れて火にかけ、沸いたら弱火にして時々混ぜながら10分位煮る
  2. ①がやわらかく煮えたら火を止め、フタをして5分程蒸らす
  3. 出来上がったら離乳食の進み具合に合わせてすり潰す
    ※必要量を取り、残りは1回分ずつ製氷皿などに流して冷凍。
    ※火加減によって多少時間が変わります。
    水分の蒸発が早い場合や、まだかたい時などは水を足して下さい。

今回は二つの方法をご紹介しましたが、私のおすすめは炊飯器で一緒に炊く方法です。
ごはんから作ったお粥よりもお米の甘さがしっかり出ます。
おチビにはどちらのパターンも食べさせましたが、米から炊いた方がよく食べました。
そのほか、冷凍ご飯をすりおろして作る方法や電子レンジを使った方法、
炊飯器のお粥モードでまとめ炊きなどがあるので、自分にあった方法を探してみて下さい。
残ったお粥は冷凍保存出来ますが、1週間程度で使い切りましょう
まとめて作るのは楽ですが、保存状態が悪ければ劣化も早くなります。
赤ちゃんは抵抗力も弱いので、衛生的にしっかりと保存して下さいね。

慣れないうちは面倒と感じてしまうこともあるかもしれませんが、離乳食を食べる時期は一生のうちでほんのわずか。
ママやパパの手から食べてくれる今を楽しんで下さいね。
進むにつれて、いろんな表情が見られて楽しいですよ!

Text by さゆり/食育インストラクター

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