夏バテ解消!「お酢」が持つ4つの健康効果

夏バテ解消!「お酢」が持つ4つの健康効果

猛暑の中、夏バテ気味であまり食欲のわかない方も多いかと思います。
そんなときに味覚を刺激してくれるのがお酢!
食べたくないな、と思ったら、食欲を増進させてくれるお酢の料理がぴったりです。
さっぱりとした酸味で、暑い日でも食べ物をおいしく感じられる、お酢のパワーをぜひとも実感してみてください!

【お酢の効果ってなんだろう?】

  1. 食欲増進効果
    お酢の主成分である酢酸には唾液や胃液の分泌を促進し、消化酵素の働きを活性化させる働きがあります。
    消化酵素の働きが活発になると胃の働きが良くなるため、お酢は食欲増進のサポートに適していると考えられています。
    そして、お酢には脂肪の燃焼を促すアミノ酸もバランス良く含まれており、内臓脂肪の減少を促進する作用や腸内の善玉菌を増やして働きを活性化させる作用もあるため、ダイエットや便秘にも効果が期待できます
  2. 疲労回復効果
    お酢には、疲労回復をさせる効果もあります。
    お酢に含まれる酢酸には、体内に入るとクエン酸に変わり、疲労の原因となる乳酸の生成を抑えたり、分解して、疲労回復を早めたりする働きがあります。
    また、クエン酸には血行促進や筋肉痛を起こしにくくする効果もあります。
  3. 防腐・静菌効果
    お酢の防腐効果は古くから知られ、お寿司や酢漬け、マヨネーズなど保存食品や調理に幅広く利用されています。
    そして静菌効果もあるため、食中毒予防にもお酢が効果的です。
  4. 減塩&カルシウムの吸収をサポート
    お酢は、減塩を心掛けている方にもオススメです。
    お酢には塩味をはっきりさせる対比効果があり、塩分を控えても味を損なわないので減塩料理に最適です。
    また、お酢には日本人に不足しがちな栄養素であるカルシウムの吸収をサポートする働きもあります。
    吸収率の悪いカルシウムも、お酢と一緒に摂ることで効率良く摂取することができます。

【簡単!おいしい!フルーツビネガーを作ろう】

今回は、さっぱりとしたフルーツビネガーの作り方を紹介します。
手軽においしく日々の生活にお酢を取り入れていきましょう!

《材料》
酢・・300ml
氷砂糖・・150g
お好みの果物・・150g
※基本的な分量 『酢:砂糖:果物 = 2:1:1』

《作り方》
器に氷砂糖、フルーツを交互に入れ、酢を入れる。
1日1回、フタをしたまま軽くふり混ぜ、1週間ほどでできあがり。
漬け終わった果実は取り除く(お好みで食べてもOK)

《注意点》

  1. ビンは煮沸消毒(水から行う)をすること。
    金属のフタの場合は、錆びてしまうので、ビンとフタの間にラップを挟んで閉める。
  2. オレンジなどの厚い皮がついている果実は皮をむくこと。
  3. ビンは常温で、保存する。日光や火があたらない場所に置きましょう。

《お好みでアレンジ》
材料の量や種類は、お好みでアレンジしてみてください。
ワインビネガーやリンゴ酢でフルーティに、黒酢を使ってコクのある味わいに。
砂糖は黒糖やきび糖など、かわりにハチミツを使ってもよいです。

フルーツビネガーは、水、炭酸水、牛乳、豆乳などで割って飲んだり、アイスやヨーグルトにかけたり、カクテルにしたりと、お好みでどうぞ!
今回はオレンジとブルーベリーで作りました。
私は朝晩フルーツビネガーを飲んでいます!
とっても簡単に作れ、おいしくって気分がスッキリとしますよ。
ぜひお試しくださいね(*^_^*)

Text by ナナちゃん/食育インストラクター

関連キーワード: