2015年3月14日、北陸新幹線が石川県金沢まで開業しました。
従来、東京~金沢間の移動には約3時間50分かかりましたが、北陸新幹線を使えば最短で約2時間30分で行けちゃいます☆
今回は足を運びやすくなり、益々注目されるであろう金沢の魅力に迫ります!
【割と駅チカ☆近江町市場に行ってみよう!】
金沢市の中心部にある近江町市場は、江戸時代から280年もの歴史を誇る金沢市民の台所。
魚介、青果、精肉など約170店が軒を連ね活気に満ちています。
飲食店も多く、市場ならではの新鮮な食材を使った料理が楽しめます。
観光客のみならず、金沢市民の台所として親しまれています☆
金沢駅から徒歩15分程とアクセスも良いので、金沢自慢の食材を求めて是非行ってみたいスポットの1つです☆(^-^)
【目の前に海!】
金沢駅から4kmほど北上すると金沢港があります。
この港は古くから栄え、北海道からの昆布を始め、様々な食材や各地の食文化がもたらされてきました。
また、鮮度の良さは勿論、東京の築地市場でもなかなか入手できない希少な高級魚やほとんど流通する事がない珍しい魚に出会えるのも、近くに漁港がある金沢ならではです。
鮮度が良く種類が豊富な魚介は、金沢の食文化を育み、欠かせない物であると言えます。
【お菓子も魅力的☆】
「日本3大菓子処」というものがあるのはご存じでしょうか?
京都と松江と並んで、金沢もこの菓子処の1つ。
江戸時代から茶の湯が盛んだった金沢では、茶道の発展と共に工夫を凝らした和菓子が作られました。
今回は金沢の伝統的なお菓子をご紹介します☆
●5色まんじゅう
5種類の生菓子を詰め合わせた物で、金沢では婚礼時などの祝い菓子としてふるまわれているので、御饗宴(ごきょうえん)菓子とも呼びます。
5種とは、「日・月・山・海・里」を表現していると言われています。
「日」→こしあんが入った丸餅に赤い米粉を上部につけたもの。
「月」→白い皮のまんじゅう。
「山」→円形の蒸しようかんで、水田を表している。
「海」→ひし形のあん入り餅で、並べることで波を連想させる。
「里」→こしあんを餅でくるみ、さらに黄色く蒸した餅米をまぶしたもの。
日本3名園の1つ、兼六園そばの石川県観光物産館では、気軽に和菓子作り体験も出来ます☆
その他にも金沢には、
- 金沢カレー(具が煮溶けてどろっとした濃いルーでその横には千切りのキャベツが盛り付けられているカレー)
- ハントンライス(ケチャップライスなどのご飯を、魚やエビのフライなどがくっついた薄焼き卵で包み、タルタルソースとケチャップをかけた一風変わったオムライス)
などのB級グルメもあるので、是非金沢に行く際は本場で味わってみてはいかがでしょうか?(^o^)
Text by ろい/食育インストラクター
Photo by 663highland CC BY 2.5