今回は鶏(にわとり)について調べました♪
親子で作れるチキンナゲットレシピもご紹介します。
【「鶏(にわとり)」】
- 起源
鶏はキジ目キジ科ニワトリ属に分類され、東南アジア~南アジア辺りにいた、野鶏(やけい)を飼いならしたものが鶏の始まりといわれています。 世界各地で鶏を飼う文化が広まり、中国や朝鮮半島などを通って日本へ伝わったとされていますが、いつ伝来したのかはっきりとは分かっていません。 - 用途
鶏は主に肉を食べる「食肉(しょくにく)」と卵を採る「採卵(さいらん)」のために育てられています。食べる以外では、ペットや、闘鶏(とうけい)といって、闘わせるために育てられています。 - 部位
食用として売っている鶏は大きく分けてむね・ささみ・もも・手羽先(てばさき)・手羽元(てばもと)に分けられます。
それぞれの特徴をご紹介します!むね
鶏の前側についている肉で、柔らかくあっさりとした部位。
蒸したり揚げたり炒めたりと色々な事に使えますが、パサつくので長く煮込む料理には向きません。
ささみ
胸の内側にある部位で鶏肉の中で一番脂分の少なく、柔らか。
牛や豚のヒレにあたる部位で、おすすめの調理法はむね肉と同じです。
もも 鶏の足でよく動かす部位。
筋(すじ)が多く肉はかためですが、その分コクや旨味が強いです。
揚げ物や炒め物、煮込みなど様々な料理に向きます。
手羽先
鶏のツバサにあたる部位です。
手羽先はその中でも真ん中から先端にかけての部分で、ゼラチンや脂肪が多く、スープや揚げ物などがおすすめ☆
手羽先の先端部分を取ると、「手羽中(てばなか)」と呼ばれます。
手羽元に比べると肉は少なめ。
手羽元
ツバサの真ん中から胴体側の部位。
手羽先より肉がたくさんついているので、食べ応え満点☆
揚げ物のほか、ゼラチン質が多いので煮込みにしても美味しいくいただけます!!そのほか、ローストチキン用の丸鶏や肉を取った後のガラ(骨)・砂肝・レバー・皮などといった部位も使え、ほとんど捨てる部分がありません。
鶏ってすごいですね! - 栄養
鶏肉は体を作るのに大切なたんぱく質が豊富。
健康な体を作るのに欠かせない成分です。
そのほかには風邪を予防する働きがあるビタミンA(レチノール)も入っているので、風邪予防以外にも骨の成長や目の疲れを取る効果が期待できます。
内臓のレバーは鉄が豊富なので、貧血改善に役立ちます。
手羽先や手羽元はコラーゲンが多いので、お肌がプルプルになります!
【作ってみよう!】
今回はむね肉を使ったチキンナゲットをご紹介!
<材料>(14~15個分)
鶏むね肉・・・2枚(600g位)
A
マヨネーズ・・・大さじ2
酒・・・大さじ1/2
塩・・・小さじ1/2
コンソメ顆粒・・・小さじ1
しょうゆ・・・小さじ1
小麦粉・片栗粉・・・各大さじ1
B
小麦粉・・・大さじ2
片栗粉・・・大さじ2
粗挽き黒こしょう・・・適量
パプリカパウダー(あれば)・・・少々
揚げ油・・・適量
<作り方>
- 鶏むね肉は皮面を下にして置き、フォークで肉をこそげ、ボウルに入れる
※こそげた状態で500g位取れます。
※今回、皮は使用しないので、適度な大きさに切り、余ったBを付けてカリカリに揚げ、塩を振っても美味しくいただけます。 - (1)にAを入れてよく混ぜ、食べやすい大きさに成形する
- Bをよく混ぜ合わせて(2)に付け、180℃に温めた油で揚げる
- レタスやミニトマト、ブロッコリーなどを添えれば栄養のバランスも整います。
- お好みで、BBQソースやケチャップ、マスタードなどを付けてお召し上がり下さい。
- Bを付けずにそのまま焼いて、お弁当のおかずにしてもいいですね。
簡単に作れるので、パーティーやおやつなどに作ってみて下さいね☆
※油を使うので、小さい子は大人と一緒に作りましょう。
Text by さゆり/食育インストラクター