意外と知らない?紅茶のマナー☆

〈食育まめ知識〉意外と知らない?紅茶のマナー☆

紅茶を頂く際のマナーって意外と知らないものですよね。気になったのでちょっと調べてみました☆

【カップを持って飲む時のソーサーの位置】
まずカップを持って飲む時のソーサーの位置ですが、ふつうはテーブルにソーサーを置いたまま、カップを手に持って頂きますよね。
では低いテーブルでソファーだった場合はどうでしょう。ソーサーにカップを戻す時に必要以上に「カチャカチャ」と音が鳴ってしまったり、勢い余ってこぼしてしまったり・・・もっときれいにスマートに頂きたいですよね♪
実はこんな状況で紅茶を頂く際の正式なマナーがあったんです。

【テーブルと距離がある場合のマナー】
こういった距離がある場合は、カップとソーサーを一緒に持ち上げて膝元まで持ってゆき、ソーサーは口とひざの中間位にもちあげながら頂くのが正式マナーのようです。確かにこの方が動きに無駄がなく、スマートに見えますよね。

【使い終わったスプーンはどうするの?】
次に使い終わったスプーンですが、スプーンに付いたしずくはスプーンを振って落としてしまいがちですですよね。これもマナーとしてはNGなんです。(><)
スプーンの先をカップの内側上部に音を立てない様、静かに軽く当ててしずくを払い、カップの奥側に置くのが正式マナーのようです。
レモンティーの場合は、レモンをスプーンでティーカップの底に当たらない様、2~3回紅茶に沈ませてからスプーンに乗せて水気を切ってそのままスプーンごとカップの奥側に置きます。

ではお客様に出す際に取っ手の向きはどうするの??と考えがちですが、実はこれに関しては特に決まりはない様なんです。ソーサーの位置とスプーンの使い方のほうが重要なようですね。

テーブルマナーにはまだまだ知らない事がたくさんありそうですね。これからも勉強していきたいと思います!!!

Text by りな/食育インストラクター