野菜が再生する?「リボベジ」って何?

野菜が再生する?「リボベジ」って何?

「リボベジ」は、リボーンベジタブルの略で再生野菜という意味です。
野菜の根やヘタを水に浸けておくことで、新しい芽が生えてもう一度食べることができます。
今回は手軽にできる3種類をご紹介します!

【薬味の定番☆ねぎ】

味噌汁や冷奴、納豆に始まり、たくさんの料理を引き立ててくれるねぎは、毎日あっても良いほど使える野菜です。
根元から5cmほど残して切り落とし、水に浸けておくだけでぐんぐん成長します。
スーパーで売られているほど伸びなくても、必要になったときに摘んで使うこともでき、新鮮なねぎの風味を楽しむことができます。

【大根のヘタで彩りを】

大根のヘタは、切り落とされて捨てられてしまう部分ですが、1.5cm程度の厚みを残して切ります。
すでに生えている葉は、内側の数本を残してすべて取り除きます。
ヘタの上部が水に浸からないよう、容器に大根のヘタと水を1cmほど入れます。
成長した青菜は、湯がいて刻み、ご飯に混ぜたり、炒め物や汁物にも使えます。

【リボベジの王道☆豆苗】

豆苗はパッケージの裏にも書いてありますが、再生野菜の代名詞!
うまく育てば、2~3回収穫することができます
最初に豆苗をカットする際は、豆から2~3cmくらい上の位置でカットすると、新しい芽が伸びやすくなります
豆苗の根元部分が浸るくらいの深さがあるお皿やトレーなどに移し、根だけが浸る程度に水を入れます。


【リボベジのポイント】

野菜を育ててみたいけど、場所も時間もないという方におすすめです。
毎日1回水を替え、お家の日が当たる場所に置けば、勝手に成長してくれます。
(水を変えることでカビや腐敗を防ぎます)
キッチンにあるコップやお皿、タッパーに育てたい野菜のヘタや茎を水に浸けるだけなので、土や肥料も必要ありません

わたしの家は東向きのワンルームで朝しか日が当たりませんが、こんなにのびのびと成長してくれました!
これから他の野菜にもチャレンジしてみたいと思います!

 Text by ざわちゃん/食育インストラクター