今年もやってくるゴールデンウィーク。
「連休って嬉しいけど、正直疲れる…。」と思っているのは私だけでしょうか?
家族みんなでそろって食べるごはん。
献立は何にしよう?と悩んでいるママさん必見!!
この際、家族を巻き込んで一緒にごはんをつくっちゃおう♪
ひとつのイベントとして楽しんでみてはいかがでしょうか?
きっと子どもたちにとって、楽しい思い出になるはず~
今回は子どもたちと一緒に「うどん」を作りに挑戦!
【手打ちうどんでぶっかけうどん】
<材料(4人分> 調理時間:50分(寝かす時間は除く)
※薄力粉・・200g
※強力粉・・200g
(※中力粉の場合は400g)
A塩・・10g
A水180ml
打ち粉・・適量
かまぼこ・・4切れ
揚げ玉・・適量
小ねぎ(小口)・・適量
めんつゆ・・適量
<作り方>
- コップにAを入れ、塩を溶かしておく
- 大きめのボウルに薄力粉・強力粉を入れ、(1)の半量を加えて混ぜる
残りの(1)を入れ、なじませるように混ぜる - ボロボロとした状態になったら、手のひらに体重をかけながら生地をまとめる
- (3)を厚手のビニール袋に入れ、足で小刻みに踏んで平らに伸ばす(5分くらい)
平らになったら生地を三つ折りにし、同様に踏む(4~5回繰り返す) - 生地を丸めなおし、ビニール袋に戻し入れて1~2時間寝かせる
※生地を指で押してあとが少し残るくらいになればOK - 台の上と生地に打ち粉をふり、めん棒で3~4㎜くらいの厚さに伸ばす
※生地を90度ずつ回しながら伸ばすと四角になりやすいです - 生地の両面に打ち粉をふり、びょうぶだたみにする
- 生地の上に打ち粉を多めにふって、包丁で2~3㎜幅に切る
※ゆでると太くなるため細めに切りましょう。 - 大きめの鍋を2つ用意し、それぞれに2リットル以上の湯を入れて火にかける
沸騰したらうどんを半量ずつ入れ、菜箸で軽くほぐして吹きこぼれないように、火加減を調整しながら10分ほどゆでる
※一度にゆでると多いので、大きめの鍋が2つない場合は、2回に分けてゆでてください。途中で1本取り出して味見をし、お好みのかたさにゆで加減を調整してくださいね。 - うどんがゆで上がったらザルにあげ、流水でよく洗って水気をきって器に盛りつける
- かまぼこ・揚げ玉・小ねぎをのせ、めんつゆをかける
もちもちっとした食感がおいしいうどん。
家族と一緒だとよりおいしく感じられますよね。
時間に余裕があれば、出汁をとっておいしいめんつゆを作るのもいいですね♪
【うどんのコシは○○で決まる!?】
小麦粉に水を加えてこねると、粘着性と弾力性のある生地になります。
これは、小麦粉に含まれる2種類のたんぱく質が結びつき、「グルテン」の網目構造ができるから。
この網目構造がしっかり絡みあうことで、うどんの強い「コシ」が生まれるのです。
2種類のたんぱく質とは、「グルテニン」と「グリアジン」で、いわば正反対の存在。
グルテニンは弾力に富み、伸びにくい性質を持つのに対し、グリアジンは弾力が弱いものの、粘着力が強く伸びやすい性質を持っています。
グルテンはこの両方の性質を適度に兼ね備えているのですね。
グルテンの網目構造は、うどんの骨組みとなる重要な要素で、これが細かく均一にできているとコシのある食感のよいうどんになるのです。
いかがでしたか?
うどん作りは、けっこう力が必要なので、体力があまっている子どもたちにぴったり♪
また、自分たちで作ったうどんを食べればみんな笑顔になれます。
材料も少なくて済むので、ぜひ皆さんで作ってみてください。
Text byくまこ/食育インストラクター