日本では春になると、桜関連の商品が店頭に沢山並びますよね。
パンやスイーツ、ふりかけ、飲み物などなど…。
店頭がピンク色になると、「今年もこの季節がやってきたか!」と感じます。
今回は日本の国花の1つであり、華やかで可愛らしい桜の魅力に迫ります。
【桜って栄養あるの?】
どちらかと言うと目で見て楽しむ事の多い桜ですが、実は女性に嬉しい効果があるのです。
桜の花びらから抽出されるエキスには、老化を進める原因である「糖化」という現象を抑えてくれる働きがあります。
また、コラーゲンやエラスチンといった肌にハリや弾力を与える成分の生成を促進する働きも期待できるので、乾燥やシミ、しわなど多くの女性が抱える肌トラブルの救世主とも言えるでしょう!
【香りにも効果があるのです!】
桜の香りというと、主に桜あんぱんや桜餅で使われている塩漬けにした桜の香りをイメージする方がほとんどではないでしょうか?
桜は他の花と比べるとあまり香りは強くありませんが、塩漬けにすることで香りと甘さが引き立ちます。
そんな桜の香りには、リラックス効果・喘息症状の緩和・二日酔い防止・抗菌作用など様々な効果が期待できます。
この時期は季節の変わり目で体調を崩しやすいので、抗菌作用のある桜の花エキスをとり入れることで免疫力アップに役立ちます。
ストレス緩和やリラックス効果を期待して桜のアロマオイルを楽しむなんていうのも素敵ですね。
今年は8代将軍・徳川吉宗治下の江戸の街で桜餅が誕生して以来、ちょうど300年を迎える記念すべき年。
この機会に、目で見て楽しむだけでなく、季節の素材として桜を楽しむのも良いかもしれませんね。
Text by ろい/食育インストラクター