インナービューティーの合言葉「まごわやさしい」とは?

体の中からきれいになる!インナービューティー

忙しく毎日を過ごしていると食事がおろそかになり、食生活が不規則になりがちですよね。食生活が乱れるとストレスを溜め込んでしまうため、心と体にも悪影響です。
せっかくメイクやファッションを気にしていても、肌がボロボロで不健康では本末転倒。外見ばかりを磨いても本当の「美」を手に入れることは難しいです。
美しく健康体を目指すなら、まずは体の中から!!インナービューティーです。
よく「バランスのよい食事をしましょう」といいますが、具体的にどうしたらよいのかわかりにくですよね。
そこで今回ご紹介したいのが「まごわやさしい」。
聞いたことがある方も多いかもしれませんが、これはインナービューティーには欠かせないポイントです。

【まごわやさしい】
主食・主菜・副菜のバランスがよい食生活改善の合言葉です。
食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱されているバランスの良い食事の覚え方で、食材の最初の文字を覚えやすく言い換えたものです。

ま(まめ)=豆類(大豆・小豆・味噌・豆腐など)
ご(ごま)=種実類(ごま・アーモンド・ナッツなど)
わ(わかめ)=海藻類(わかめ・ひじき・海苔など)
や(やさい)=緑黄色野菜、淡色野菜、根菜
さ(さかな)=魚介類(魚・エビ・貝類など)
し(しいたけ)=きのこ類(しいたけ・えのきたけ・マッシュルームなど)
い(いも)=いも類(じゃが芋・里芋・さつま芋など)

優れた栄養の食材の組み合わせで、日本には昔からあるおなじみの食材ばかりです。
これらの食材を積極的に摂ることで、生活習慣病予防・コレステロール低下・老化予防・皮膚や粘膜の抵抗力強化・疲労回復・骨を丈夫にする・美容効果などの効果が期待できます。

【「まごわやさしい」の取り入れ方】
一般的には一食で全てを取り入れるのがよいとされていますが、難しい場合は一日の食事の中でこれらの食材を1回は取り入れるようにするでもOKです。
今までの食事を大きく変える必要はありません。
足りないものを少しプラスするというように気軽に考えましょう。
ごまが足りていなかったらご飯にふってみたり、足りなかったものをすべて味噌汁に入れるなどあまり手をかけず、実践できることからはじめるとよいでしょう。

何を食べようかな?と思ったら「まごわやさしい」を意識するといいですね。
体が喜ぶものを口にすることで健康になり、さらに美しくなる!
日々の食事を見直し、インナービューティーを目指しましょう!!10年後の自分が違うかも?

Text by くまこ/食育インストラクター