『腹八分目にしておく』『腹八分目は体に良い』なんて言葉を耳にする事はありませんか??
でも八分目の見極めが難しかったり、食べ過ぎる前に自分でセーブするのはいざ美味しい物を目の当たりにするとなかなか難しい気もしますよね…(+o+)
今回は「腹八分目」の仕組みや攻略法をご紹介していきます☆
【腹八分目ってどの位の状態?】
健康やダイエットに良いと言われている腹八分目ですが、難点はそれを見極めにくいこと。
『まだ大丈夫!』と感じて、気付いたらお腹がいっぱいになってしまい『あぁ…やっぱりあの一口を我慢すればよかった…』と後悔する事がありませんか?
腹八分目を見極めるには、感覚として“あと少し食べられる”“まだ少し物足りないかな”と感じる位のところで止めるという事です。
【満腹サインは後からやってくる】
満腹と感じるのは、食べ物が胃壁を刺激し、副交感神経を通して脳の満腹中枢を刺激する為です。
満腹の指令は胃ではなく脳から発信されるものなので、食事をしたからといってすぐに満腹中枢が刺激されるという訳ではありません。
食事を始めてから約20分後位からこの信号が出始めるので、早食いをしていると満腹感を感じる前につい食べ過ぎてしまう事になるのです。
まだ食べられそうと思った時に箸を置くのが、タイミングとしては良いでしょう☆
【腹八分目を成功させるには…五感が大事!】
五感とは、(1)嗅覚、(2)視覚、(3)触覚、(4)味覚、(5)聴覚の事。
嗅覚で食材の香りを、視覚で食材の彩りを、口に含んで触覚を、良く噛んで味覚を、歯応えで聴覚を楽しむ事が出来ます。
なかでも“噛む”という行為は早食い防止になるのと同時に、満腹中枢を刺激する行為でもあるのでゆっくり良く噛んで食べる事を意識すると良いでしょう☆
食べ過ぎは体重の増加を招く以外にも、胃に負担をかけたり、生活習慣病や糖尿病など病気のリスクを高めます。
「腹八分目に医者いらず」ということわざもありますが、腹八分目はダイエットにおいては勿論、身体を健康的に保つ為にも意識したい食事のポイントです。
五感を使って食べ過ぎを防ぎ、無理のない腹八分目ポイントを見極めつつ、日々の食事を楽しみましょう♪
Text by ろい/食育インストラクター