食べ物で不眠がちな体を元気に!!

食べ物で不眠がちな体を元気に!!

皆さんはどうしても夜眠れなくて夜更かししてしまう・・・なんてことありませんか?
夜更かしすると体調にも精神面にも、肌荒れなど体の外側にも影響してしまいます。
身体が悲鳴を上げるその前に、まず食べ物から改善してみてはいかがでしょうか。

【不眠の原因って?】
不眠の原因はいくつかあるようで、ストレスなどからくる「精神的原因」や、湿疹などの病気が原因で寝つきが悪くなる「身体的原因」、不安な気持ちなどからくる「精神的原因」など様々です。
病気が原因の場合は、病気を治せば不眠改善になると思いますが、ストレスなど精神的原因の場合、この忙しい世の中では発散することもなかなかできません。
これがどんどん蓄積されて眠りづらい身体になっていくのです。

【良い睡眠を促す食材とは?】
これを食べればぐっすり眠れる!というわけではないですが、気持ちを鎮静させたり、疲労回復につながるような食材はいくつかあります。
今回はその中のカルシウム・マグネシウムを含んだ食材に着目してみました。
まず「カルシウムを取らないと怒りやすくなる」といわれるように、カルシウムは神経の興奮を抑え、精神を安定させる効果があると言われています。
逆にカルシウム不足はイライラの原因にも。
そのため、カルシウムを積極的にとることが大切です。
とは言っても、カルシウムが豊富なものだけをとっても、なかなか体内に吸収させるのは難しいですので、カルシウムの働きを助けてくれる、ビタミンDを含む食材も一緒にとるとより効果的です。
カルシウムは牛乳などの乳製品に含まれているイメージがありますが、乳製品は苦手という方も比較的たくさんいらっしゃいます。
しかし実はほうれん草や万能ねぎなど、身近な野菜にも含まれているのです。
ビタミンDは、なかなかパッと食材がでてこないとはおもいますが、きのこや鮭などの魚に多く含まれています。
次にマグネシウムも脳の鎮静化やにつながると言われています。これはアーモンドや胡麻などの種子類に多く含まれます。
そこで今回はこれらの食材を使って「鮭の南蛮漬け」をご紹介します。

【ストレス改善レシピ】
南蛮漬けというと揚げるイメージですが、揚げものはちょっと・・・という方に、揚げずに多めの油で焼くレシピにしてみました。

☆材料(4人分)☆
鮭(切り身)4切れ、万能ねぎ4本、人参1/4本、しめじ1パック、えのき1パック、スライスアーモンド 適量、塩・こしょう 少々、片栗粉 適量、サラダ油 大さじ4、

■A
├酢 1/2カップ
├出汁 1/2カップ
├砂糖 1/2カップ
├塩 小さじ1
├しょうゆ 大さじ1
└赤唐辛子(小口)4輪

☆作り方☆

  1. 鮭は一切れを3等分に切り、塩・こしょうをふって片栗粉を薄くつける。
  2. しめじは小房に分け、えのきは長さを半分に切ってほぐす。長ねぎは小口切りにする。人参は5cm位の長さの細めの千切りにする。
  3. 鍋に合わせたAと(2)を入れて火にかけ、2~3分程煮立たせる。
  4. フライパンにサラダ油を熱し、強火で(1)を皮目から焼く。表面がカリッとしたらひっくり返して弱火で4~5分焼いて火を通す。
  5. 熱々の(3)に(4)を漬け込む。盛り付けてスライスアーモンドを散らす。

作ってすぐ食べても美味しいですが、冷めたら冷蔵庫に入れて翌日に食べても味が染みてとても美味しいです。
簡単ですので夕飯に作ってみてはいかがでしょうか。♪

Text by りな/食育インストラクター

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