猛暑と湿度で外に出るだけで体力を奪われてしまうこの季節。
みなさん夏バテしていませんか?
夏バテ予防に効果てきめん♪クエン酸を摂りましょう!
【クエン酸ってなに?】
レモンなどの柑橘類に多く含まれる有機酸の一種。
梅干しやレモンなどのかんきつ類、食酢に含まれている酸っぱい味の成分です。
【クエン酸の働き】
- 疲労回復や筋肉痛の改善
疲労やストレスなどが重なるとエネルギー代謝効率が下がり、疲れを感じやすくなります。
しかし、クエン酸を摂り入れることでエネルギー代謝が活発になると、疲労回復を速めたり、肉体疲労を軽減したりすることに繋がります。 - キレート作用
夏になると、多くの人は昼でも夜でもかなりの量の汗をかいています。
この汗と一緒に、身体からはミネラルが大量に流れていってしまうのです。
クエン酸にはミネラルの吸収率を高めるキレート作用という効能があり、食事に合わせてクエン酸を摂ることでミネラルの吸収を高めてくれます。
【クエン酸を含む食材】
クエン酸は酸味のあるものに基本的に含まれており、かんきつ類(レモンやグレープフルーツ、ゆず、夏みかんなど)、キウイフルーツ、いちご、パイナップルなどのフルーツ、お酢(穀物酢、米酢、リンゴ酢、黒酢、バルサミコ酢など)、梅干しなどがあります。
中でもグレープフルーツや夏みかん、キウイフルーツやパイナップルなどの果物はクエン酸を効率よく摂るのにおすすめです。
デザートやおやつに食べればクエン酸だけでなく、一日に必要なミネラルやビタミンも一緒に摂ることができます。
レモンはそのまま食べるのが難しく、お酢も同じことが言えますが、食事の際の調味に使うと良いでしょう。
梅干しも食べる量が限られますが(塩分も高いので)、一日に1粒食べるだけでも効果は期待できそうです。
まだまだ暑い日が続きます。
夏バテはなってしまったら大変です。
毎日クエン酸を含む適量の食材を食事にプラスして、夏バテを予防しましょう。
Text by ざわちゃん/食育インストラクター