日本では馴染みが薄いかもしれませんが、アメリカでは「カリフラワーライス」がトレンドである模様。
スーパーで売られていたり、ご飯のかわりとしてカリフラワーが選べるお店があるなど、糖質オフやグルテンフリーの食事をしている方々から人気があるようです!
【糖質(炭水化物)の置き換えフードとして流行】
サラダやシチューに入れるなど、野菜としてカリフラワーを食べるのではなく、フードプロセッサーなどで細かくしてお米に見立てて食すのが「カリフラワーライス」。
つまりお米の代替ということ。
カリフラワーライスは、ご飯1杯分と比べてカロリーは約1/6、糖質は約1/7となります。
ご飯のかわりが野菜となるため、カロリーも糖質も大幅にダウンさせることができ、ガッツリ食べて満腹になれるのにヘルシー。
これがカリフラワーライスの最大の魅力であると思います。
基本のレシピでは、細かくしたカリフラワーをオリーブオイルで炒め、塩で調味します。
それを海苔巻きにしたものや、数種類の具と一緒に炒めてチャーハンに、またリゾットやピラフのようにして食べられているようです。
さらにお米以外の主食のピザ生地やベーグル、トルティーヤ(とうもろこし粉の薄焼きパン)、マッシュポテトなどにもカリフラワーをプラスした、新たなレシピが生まれており、フェイスブックやインスタグラムなどSNSでも賑いを見せています。
【美肌やがん予防に効果的なカリフラワー】
カリフラワーを食べることによって、カロリーダウンになるだけでなく、栄養価もすぐれ、さまざまな効果が期待できます。
ビタミンCが豊富で、その含有量はキャベツのおよそ2倍。
カリフラワー1/5個で、1日に必要なビタミンCをとることができる、美肌にとても効果的な野菜です。
また、免疫機能を高め、がんの発生を抑える効果があるイソチオシアネートも含まれており、身体にうれしい野菜のひとつであることが分かりますよね!
【簡単!カリフラワーライスの作り方】
カリフラワーを小房に分け、フードプロセッサーかミキサーなどでお米ぐらいのサイズになるまで回します。
もし、こうした調理器具がなければ包丁でみじん切りにしても構いません。
これをフライパンでオリーブオイルやココナッツオイル、ごま油、バターなど好みの油で炒めるか、電子レンジで加熱し、適量の塩で、軽く下味をつけたら完成!
また、生のまま冷凍保存も可能なので、まとめて作り置きや、使い切れない場合なども便利です。
カリフラワーはクセのない味わいなので、比較的どんな味付け、食材と合わせてもおいしく頂けると思います。
ご飯のようなモチモチ感はありませんが、ほのかな甘みがあって、さっぱりとした味わいで食べやすく感じました。
また、いつものご飯を減らし、カリフラワーライスを混ぜて炊飯器で炊くのもおススメです。
カリフラワーライスは大幅に糖質(炭水化物)をカットすることができますが、糖質は体に必要な栄養素です。
お米やパンなどの主食は適量とし、一部をカリフラワーライスにかえるといったバランスを心がけた食事をしましょう!
Text by ナナちゃん/食育インストラクター