在宅時間が増えたこの2年、体がなまっていませんか?
たるんだ体を何とかするには、どうしても時間がかかります。
その間甘いおやつを断つのは覚悟がいりますよね。
今回から定期的に罪悪感の少ないおやつレシピをご紹介します!
【おやつと減量】
巣ごもりで活動量が減ったなら、それに合わせて食べる量を減らさないと、どんどん太っていくばかり…。
しかし、日ごろから栄養価を計算する習慣がなければ、どの程度食事や間食を減らせばよいのか、わかりにくいと思います。
減らしすぎは体調に悪影響が出るので、食事を抜けばよいわけではありません。
主な栄養素は三度の食事で摂るのが基本です。
そのため、抜く、あるいは減らすべきなのは甘く嗜好性の高いおやつでしょう。
でも、習慣化しているものを止めるのは難しいものです。
それには、少しずつ量を減らす、もしくは摂取エネルギーの低い食べ物に切り替える、などの工夫が必要になります。
【アイスとおやつ】
今回ご紹介するのは、ヨーグルトを使ったアイスです。
実は、アイスはおやつの中でも減量に向かないお菓子です。
冷たい食べ物は甘味を感じさせにくくなるからです。
溶けて常温になったアイスを舐めてみると、その甘さの感じ方が全く違うことに気がつきます。
アイスが大好きでどうしてもやめられない方は、一度試してみてもいいかもしれませんね。
おいしいアイスはどうしても、砂糖などの甘味料を多めに使用して作られます。
当然ながら、その分だけエネルギーが高いお菓子なのです。
また、低温でもなめらかな食感を維持するため、クリーム系のアイスは乳脂肪分が高くなりがちです。
これから寒い時期になると、濃厚なフレーバーのものを選びやすくなるというデータもあります。
クリーミーなアイスはとてもおいしいですが、これもエネルギーを高くする原因になるのですね…。
今回はヨーグルトを使うので、さっぱりした風味のアイスになります。
砂糖の使用量を減らすので、甘さは控えめです。
甘みが物足りない場合は、少量のドライフルーツなどと一緒に召し上がってみてください。
【さっぱりヨーグルトアイス】
<材料> 調理時間:25分(冷やす時間は除く)
プレーンヨーグルト・・200g
生クリーム(35%)・・100ml
卵黄・・1個分
グラニュー糖・・20g
はちみつ・・10g
スペアミント・・適量
お好みのドライフルーツ・・適量
<作り方>
- プレーンヨーグルトはペーパータオルに包み、ザルに上げて1時間ほど水切りしておく。
- ボウルに卵黄・半量のグラニュー糖とはちみつを入れ、白っぽくなるまですり混ぜ、(1)を合わせる。
- 生クリームは残りのグラニュー糖と合わせ、ハンドミキサーで八分立てにする。
- (2)に(3)を少しずつ混ぜながら加え、容器に流し入れ、冷凍庫で2~3時間冷やしかためる。途中1時間おきに全体をスプーンで混ぜる。
- 器に盛り、お好みでスペアミント・ドライフルーツを添える。
<ポイント>
- 分量は作りやすい量でご紹介しています。
- 濃厚な味にしたければ生クリームを乳脂肪分の高いものにして下さい。
ただし、エネルギーが高くなります。 - よりヘルシーにする場合は、低脂肪のヨーグルトを使用するとエネルギーを抑えられます。
- 混ぜる回数を増やすと、時間はかかりますがよりなめらかに仕上がります。
市販のカップアイスなどは、なんとなく全部食べ切ってしまいたくなりますが、自作のアイスなら食べる量を自分で調節できます。
小さめのアイス専用の器などをチョイスできると、よりよいですね。
もちろん、低エネルギーにしたとはいえ、食べ過ぎてしまうと意味がなくなってしまいます。
まずは普段食べている市販のアイスを器に盛りつけて、サイズ感を確認してみるのも、食べる量の調節におすすめですよ。
アイスを止めるのはつらい…
そんなときにぜひお試しくださいませ☆
Text byはむこ/食育インストラクター