手軽に始められる「腸活」のすすめ②

前回からシリーズでお伝えしている、『手軽に始められる「腸活」のすすめ』。
2回目にあたる今回は、おいしいうえに腸が喜ぶ!?「腸活レシピ」をご紹介していきます☆

【「腸活」で大切なことをおさらい☆】

・悪玉菌よりも善玉菌が多い腸内フローラを整えるべし!
・善玉菌と、そのエサとなる栄養素(食物繊維やオリゴ糖など)を組み合わせて摂るべし!
(詳しくは、『手軽に始められる「腸活」のすすめ①』をご覧ください。)

これらを踏まえた上で、腸活レシピを3つご紹介していきます。
まずはこちら!

【ごぼうと玉ねぎたっぷり!牛すき煮】

<材料(作りやすい分量)> 調理時間:25分
牛もも薄切り肉・・200g
ごぼう・・1本(200g)
玉ねぎ・・1個
しょうが・・2かけ(16g)
A酒・・大さじ2
Aみりん・・大さじ3
Aしょうゆ・・大さじ3
A砂糖・・大さじ2
出汁・・1カップ
小ねぎ(小口切り)・・2本分

<作り方>

  1. 牛肉は食べやすい大きさに切る。
  2. ごぼうはななめ薄切りにし、水にさらす。
    玉ねぎは横半分に切り、繊維に沿って薄切りにする。しょうがは千切りにする。
  3. 鍋にA・出汁を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら(1)を入れ、強火でサッと火を通して一度取り出す。
  4. (3)の鍋に(2)を入れ、中火で10分ほど加熱する。
  5. 煮汁が1/3量ほどになったら(3)の牛肉を戻し入れて絡め、小ねぎを散らす。

<この料理のポイント>
水溶性食物繊維が豊富なごぼうと、オリゴ糖を含む玉ねぎ・小ねぎを組み合わせました!
さらに、こんにゃくを加えてもおいしいうえ、ごぼう同様、水溶性食物繊維を多く含み、より効果が期待できるのでおすすめです☆

続いてはこちら!


【食物繊維たっぷり☆ブロッコリーときのこのペペロン炒め】

<材料(作りやすい分量)> 調理時間:15分
ブロッコリー・・1株
お好みのきのこ(今回はまいたけを使用)・・1パック
厚切りベーコン・・30g
にんにく(みじん切り)・・2かけ分
赤唐辛子(輪切り)・・1本分
オリーブオイル・・小さじ2
塩・・少々

<作り方>

  1. ブロッコリーは水を張ったボウルに入れ、しっかりと振り洗いをする。
    軽く水気を拭き取り、耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、600wの電子レンジで3分ほど加熱する。
    粗熱が取れたら、小房に分ける。芯はかたい皮の部分は取り除き、乱切りにする。
  2. きのこは小房に分ける。ベーコンは7~8mm幅に切る。
  3. フライパンにオリーブオイル・にんにく・赤唐辛子を入れて弱火にかける。
    にんにくの香りが立ってきたら(1)を入れ、焼き色をつけるようにして焼き、一度取り出す。
  4. 同じフライパンにベーコンを入れて弱火にかけ、カリッとしてきたらきのこを加えて炒める。
  5. (3)を戻し入れて強火でサッと炒め合わせ、塩で味を調える。

<この料理のポイント>
水溶性食物繊維が多いブロッコリーやきのこと、オリゴ糖を含むにんにくを組み合わせました。
ブロッコリーをゆでずに電子レンジで加熱することで、豊富に含まれる水溶性のビタミンCの損失を少なく留めました。

そして3品目はこちら!

【具沢山で食べ応え満点☆蒸し大豆と野菜のスープ】

<材料(2人分)> 調理時間:20分
蒸し大豆・・1パック(100g)
にんじん・・1/4本
玉ねぎ・・1/2個
A顆粒コンソメ・・小さじ1
A水・・2カップ
塩・粗挽き黒こしょう・・少々
粉チーズ・・大さじ1
パセリ(みじん切り)・・適量
オリーブオイル・・小さじ2

<作り方>

  1. にんじん・玉ねぎは1cm角に切る。
  2. 鍋にオリーブオイルを熱し、大豆を入れて中火で炒める。
    大豆が薄く色づいたら(1)を入れて炒める。
  3. 玉ねぎが透き通ってきたらAを加え、弱火で10分ほど煮る。
  4. にんじんがやわらかくなったら塩・黒こしょうで味を調える。
  5. 器に盛り、粉チーズ・パセリを振る。

<この料理のポイント>
水溶性食物繊維を含むにんじんと、オリゴ糖を含む大豆・玉ねぎを組み合わせました。
大豆は、蒸し大豆のほうが水煮大豆よりもオリゴ糖の含有量が多いので、腸活においては蒸し大豆がおすすめです。 

腸活は、健康な体づくりのために年齢・性別関係なく、日々行うのが理想的です。
皆さんも、さまざまな食材を組み合わせてご自身なりの腸活をしてみてくださいね☆

Text byろい/食育インストラクター