お家で簡単!タイ風ごはんの作り方

お家で簡単!タイ風ごはんの作り方

夏バテで食欲がなくなってきている方も少なくないのでは?
そんなときには、甘い、辛い、酸っぱいタイ料理を食べて夏を乗り切りましょう!
今回は基本のドレッシングを作ってタイ料理にアレンジします。
普段よく食べる食材にドレッシングを合わせるだけで、おうちで簡単にタイ風アレンジができてしまうのも魅力です☆

【コレをおさえておけば間違いない!調味料や香辛料】

  • ナムプラー
    かたくちいわしを塩漬け発酵させた魚醤。この濃厚なうまみ、塩気、香りがタイ料理を特徴づけています。
  • ライム
    まろやかな酸味とさわやかな香りをもつライムをタイではよく使います。日本では手軽に手に入るレモンで代用しましょう。日差しが強い国だからこそ、ビタミンCを多く含むライムが料理に重宝されるのですね。
  • パクチー
    コリアンダーや香菜とも呼ばれますよね。葉は料理の仕上げに、根はスープ等の香りづけに使われます。根の部分は包丁でたたいて香りを出してから使うのがポイントです。パクチーには豊富なビタミン類が含まれ、あの独特な香りは食欲増進や消化器官の活性化などの効果も期待できる香草なのです。
  • にんにく
    タイ料理はほとんどの料理ににんにくを使います。みなさんもご存知の通り、にんにくはスタミナアップのイメージですよね!食べ過ぎには気を付けたいですが、体力が消耗しやすい夏場に必要な食材のひとつです。
  • 唐辛子
    タイ料理では辛さの違う唐辛子を使い分けています。生で食べたり、ペーストにしたりとさまざまな形で使われます。辛み成分のカプサイシンの効果で体温上昇、発汗作用、食欲増進などが期待されます。
  • その他
    バジルや、こぶみかんの葉、レモングラスなどのタイらしい香りのもとであるハーブを足すことでさらに本格的に、さらにバリエーションが増えること間違いなしです!

【基本のソースでタイ風アレンジ!】

野菜、肉、魚など何にかけてもあうタイの基本のソースです。
今回は3つのアレンジを紹介します(*^_^*)

★基本のソース★(作りやすい分量)
ナムプラー・・大さじ3
砂糖・・大さじ3
レモン汁・・大さじ3
パクチーの根(みじん切り)・・3本分~
にんにく(みじん切り)・・1かけ分~
唐辛子(みじん切り)・・1本~

<ポイント>
パクチーの根は包丁でたたいて香りをだしてから、みじん切りにします。
甘さ、辛さ、酸っぱさをお好みの味に調節してください!
密閉容器に入れて冷蔵保存で1週間はもちます。少し多めに作って、アレンジしてみてくださいね。

★タイ風にんじんサラダ★(2人分)
基本のソース・・大さじ2
にんじん・・1/3本
きゅうり・・1/3本
ミニトマト・・3個
パクチーの葉・・2本分
ピーナッツ・・5粒

  1. にんじん、きゅうりは細切りに、ミニトマトは4等分にし、パクチーの葉の部分はざく切りにし、ピーナッツは軽くたたいてくだく。
  2. 基本のソースと①をあえる。器に盛り、パクチーの葉をあしらう。

<ポイント>
タイで代表的な青パパイヤのサラダ『ソムタム』をアレンジしてみました。
時間を置くと野菜から水分が出てしまうので、食べる直前に和えてください!

★かつおのタイ風カルパッチョ★(2人分)
基本のソース・・大さじ1
かつお(サク)・・200g
パクチーの葉・・1本分
レモンの皮・・適量

  1. かつおを薄切りにして、器に並べる。
  2. かつおの上から基本のソースをかけ、パクチーの葉をのせ、レモンの皮をふりかける。

<ポイント>
かつおは薄切りにすることで味がしみこみ、食べやすく、レモンとパクチーの香りでさっぱりといただけます。
いつものお刺身を一味違った食べ方で楽しんでみてください。

★タイ風冷しゃぶサラダ麺★(2人分)
基本のソース・・大さじ4
豚肉(しゃぶしゃぶ用)・・12枚
レタス・・3枚
ミニトマト・・3個
ねぎ・・2本
そうめん・・4束

  1. 鍋に水1Lを沸騰させたところに水を500ml加えて火を止める。1枚ずつ豚肉を入れ、火が通ったらバットなどにあげて冷ます。そうめんをゆで、冷水でしめる。
  2. レタスは一口大にちぎり、ミニトマトは4等分にし、ねぎは小口切りにしておく。
  3. そうめん、豚肉、レタス、ミニトマト、ねぎを器に盛り、基本のソースをまわしかける。

<ポイント>
しゃぶしゃぶは温度が高いと肉がかたくなってしまうので、沸騰した所に水を加えて温度を下げてから豚肉を入れ、冷水にとらずに常温で冷ますことで、やわらかなしゃぶしゃぶに仕上がります。
付け合せを増やしたり、薬味にパクチーやレモンを添えたりとお好きなアレンジをどうぞ。

今回は3つのアレンジを紹介しましたが、お好みに合わせて楽しんでみて下さい(^^)

Text by ナナちゃん/食育インストラクター

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