豆の中では大粒で初夏を代表する野菜のそら豆。
さやが空を向いて伸びていることから空豆→そら豆と呼ばれています。
他にも、蚕が作る繭(まゆ)に似ていることから“蚕豆”とも書きます!
【おいしいのは3日だけ?】
生のそらまめの鮮度は収穫したときから落ちるため、おいしいのは3日といわれています。
そのため、買ったその日に食べるのがおすすめ◎
さやからはずして黒い筋に切り込みを入れ、塩を加えたたっぷりのお湯で2分ゆでるだけでお酒のおつまみやお子さんのおやつにぴったり!!!
そら豆のホクホク感がお好きな方は4分くらいゆでてください。
また、サヤごと魚焼きグリルなどで直火で焼き、皮が焦げるくらいまで10分程焼いてもおいしくいただけます。
新鮮であればさやの内側の白いわたの部分もおいしく食べられます。
長期保存したい場合は、1分ほど塩ゆでして粗熱が取れたら、ビニール袋に入れて冷凍庫で保存できます。
【未熟でも完熟でも食べられる万能食材】
さやの状態で売られている生のそら豆は、まだ未熟なもので「野菜」として扱われています。
完熟したものは生の状態に比べると栄養価が倍以上高く「豆」として扱われます。
完熟したそら豆は、乾燥させて煮豆や甘納豆として食べられています。
鮮度が命のそら豆!シンプルに食べられる旬の食材のひとつです☆
旬のうちに是非食べてみてくださいね。
Text by ざわちゃん/食育インストラクター