皆さんは食材を購入する際、どこに注目していますか?
今回は野菜をいくつかの部類に分け、それぞれの目利きポイントをご紹介していきたいと思います。
【根を食べる野菜】(大根・人参・ごぼうなど)
●大根
・太くて、ずっしりと重い
・皮がなめらかでハリ・ツヤがあり、毛穴が少ない
・栄養たっぷりの葉付きのものがおすすめ(葉は濃い緑色で、葉先までみずみずしいものが良品)
※葉を付けたままにしておくと、養分を吸い上げて根がスカスカになるので、切り分けて保存しましょう。
●人参
・鮮やかな濃いオレンジ色をしている(緑がかったものは硬い)
・皮がなめらかでツヤがある
・芯が小さめで、中央にある
●ごぼう
・ヒゲ根が少なく、直径は2cmほどで全体的にスラッと伸びている
・切り口に「す」が入っておらず、黒ずんでいない
・泥付きのもの(泥が付いている方が保存性が高い)
【茎を食べる野菜】(アスパラガス・セロリなど)
●アスパラガス
・穂先が閉じていて、びっしり詰まっている
・緑が濃く、鮮やか
・太さが均一でまっすぐ
・切り口は丸くて、みずみずしい
・はかまの形がほぼ正三角形で均一に並んでおり、縦筋が目立たない
●セロリ
・表面に傷や、切り口に「す」が入っていない
・茎の部分が肉厚で丸みがあり、みずみずしい
・葉は色が濃く鮮やかな緑色で、元気でピンとしている
・筋の間隔が細かく、多い
【葉を食べる野菜】(ほうれん草・小松菜・春菊など)
●ほうれん草
・茎が太く、根元の株がふっくらとしている
・葉は緑色が濃く、厚みがある
・茎の下部からも葉が生えているのは栄養たっぷり
・切り口は鮮やかな赤みを帯び、みずみずしい
●小松菜
・茎が太く、ハリがある
・葉は緑色が濃い(黄色っぽい葉が混じっているものは避ける)
●春菊
・茎はあまり太すぎず、硬め
・葉はハリがあって色が濃く、茎の下部からも生えている
【番外編】(キャベツ・白菜・レタスなど)
●キャベツ(冬キャベツ)
・外葉は艶やかな緑色
・内葉は隙間なく詰まっている
●白菜
・ずっしりと重い
・外葉の色が青々としている
●レタス
・外葉は淡い色をしていて、巻きがあまり固くない
・内葉はぎっしり詰まったものより、緩やかなもの
・芯が小さめ(大きいものは育ち過ぎで、味が劣ってしまう)
いかがでしたか?
やはり、買うなら美味しいもの・良いものを買いたいですよね。
頭の片隅に入れておき、日々のお買い物に役立てて頂ければ嬉しいです。
Text by ろい/食育インストラクター