今回はちまたで人気!?
バターと塩が絶妙な「塩バターパン」をご紹介。
工程は少し多いですが、発酵は1回だけの簡単レシピです!
【一緒に作る保護者の方へ】
このレシピはお子さんが主体となって作れる簡単なものですが、加熱や包丁を使う作業がありますので、年齢に合わせたお手伝いをお願いします。
お子さんが出来る部分はなるべく手を出さずに見守ってあげて下さいね。
【塩バターパン】
<下準備>
・牛乳は人肌に温めておく
・バター①は常温においておく
・バター②は縦に長い方に沿って2~3mmの薄切り(10個用意)にし、冷蔵庫で冷やしておく
<材料(10個分)>
A
強力粉…200g
薄力粉…50g
上白糖…5g
塩…5g
ドライイースト…3g
牛乳…150ml
バター①…30g
バター②…10枚
溶かしバター…適量
塩…適量
(少し大きめの粗塩や岩塩があればそちらを使用して下さい)
<作り方>
- ボウルに合わせたA ・牛乳を入れ、全体がまとまったら台に取り出す。
- (1)をよくこね、ベタつかなくなったらバター①を加え、さらによくこねる。
全体がまとまり、のばした時にうすい膜が出来るようになったら表面が滑らかになるようにきれいに丸め、ボウルに入れる。
- 暖かい場所で40分程発酵させる。
(オーブンに発酵器が付いている場合は35~40℃で利用して下さい。) - 指に小麦粉(分量外)を付けて、(3)の中心に指を入れ、生地が戻ってこなければボウルから取り出す。
- 生地の空気を抜いて10等分にし、生地を丸める。
丸めた生地を円すいにし、麺棒で20~25cm位にのばす。 - (5)にバター②をのせてバターロールの様にクルクル丸め、形を整える。
残りも同様に作業する。
天板にのせてかたく絞った布巾(またはペーパータオル)をかぶせ、温かいところで15~20分休ませる。
その間にオーブンを210℃に予熱する。
- (6)に溶かしバターを塗り、塩をふってオーブンで12~15分焼く。
<ポイント>
- 生地のコネ始めと、途中でバターを加える工程はかなりベトつきますが、練っていくとしっかりまとまります。
- 発酵がしっかりできているか確認する指を入れる作業は「フィンガーテスト」と呼ばれるもので、発酵がちょうどよいと指の形に穴が残ります。
発酵が足りないと生地が戻り、穴がしぼむので、その時はもう少し発酵を継続して下さい。 - バターを包んだら、焼いている間にバターが隙間から出るのを軽減するために巻いた部分をしっかりと塞ぎましょう。
パン作りは少し手間のかかる物ですが、出来立てを食べた時の感動は子どもにとって忘れられない体験になると思います。
どんな材料が入っているのかわかる点も、手作りの安心感ですね。
家族がそろう休日の朝や、お友達が来るとき、パーティーの持ち寄りなど、色々な場所で活用してみて下さい!
Text by さゆり/食育インストラクター