食材の目利きポイントシリーズ第3回目の今回は、魚をいくつかの部類に分け、それぞれの目利きポイントをご紹介していきます。
【一尾魚】(アジ・イワシなど)※買ってきたら早めに下処理をして保存しましょう。
どの魚にも共通して言える事
・目が澄んでいる
・エラが鮮やかな紅色で綺麗
・腸わたの部分を押すと弾力がある
●アジ
・ぜいごがしっかりしている
・皮が銀色に光っている
●イワシ
・皮のうろこが落ちずに銀色をしている
・黒い斑点がしっかりしている
【切り身】(サケ・タラ・カジキなど)
●サケ
・色鮮やかでツヤがある
・弾力があり、切り口が滑らか
・皮に光沢があり、白と銀色がくっきりしている
・白い膜が多い腹周りは、脂乗りが良い
●タラ
・身は透明感があり、ほんのりピンク色
・弾力があり、切り口が滑らか
・皮に光沢とハリがある
●カジキ
・身は透明感があり、ほんのりピンク色
・弾力があり、切り口が滑らか
【エビ類】(有頭エビ・無頭エビ・むきエビなど)
●有頭エビ
・頭のミソや尾が黒ずんでいない
●無頭エビ
・殻が透き通っている
●むきエビ
・透明感があり、形がしっかりしている
【イカ】※内臓が付いていると傷みやすいので、早めに下処理をして保存しましょう。
・透明感や光沢、弾力がある
・目は澄んでいて、黒くて丸い
・胴の表面が濃い茶色
【シラス】
・身がふっくらとしているもの
・折れたり、黄ばんだりしていないもの
皆さんはいくつご存知でしたか?
鮮度の落ちた魚は味も損なわれますし、生臭い匂いも強くなります…。
良い物を見極める目を持ち、ご家庭で美味しく魚を食べましょう。
Text by ろい/食育インストラクター