前回ご紹介した、食材の目利きポイント~魚編①~に続き、今回は貝類・魚卵などの目利きポイントとおすすめの保存法も併せてご紹介していきます。
【ホタテ】
●貝が少し開いていて、触れると閉じる
●身は透明感と弾力がある
※殻付きのまま冷凍すると鮮度が悪くなってしまうので、殻を外して貝柱のみを冷凍しましょう。
※「解凍」と書かれている貝柱は、風味が損なわれてしまうため、再冷凍しないように気を付けましょう!
【アサリ・シジミ】
●殻付きは、模様が鮮明で固く閉じている
●殻にぬめりがある
●水に入れると、水管を出す
●むき身は、身に弾力やツヤがあるもの
※殻付きの物を冷凍する場合、砂抜き(アサリ→3%濃度の塩水、シジミ→1%濃度の塩水を使用)をしてから氷水につける事で、表面に氷の膜ができ、酸化を防ぐ事が出来ます。
※解凍すると口が開かなくなってしまうので、調理の際は解凍せず、凍ったままの物をお使いください。
【イクラ】
●粒がはっきりして、色鮮やか
※イクラはアルミカップに小分けにして、保存容器に入れて冷凍する事が出来ます。
【たらこ】
●透明感があり、皮が破れていない
※たらこは1腹ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍する事が出来ます。
いかがでしたか?
冷凍したホタテ・アサリ・シジミは2週間、イクラは1ヶ月、たらこは2週間を目途に食べ切るようにしましょう。
なかなか使い切る事の難しい魚介類。
良い物を選ぶ力・正しい保存法を身に付けて、無駄なく美味しく食べましょう♪
Text by ろい/食育インストラクター