最近、カフェなどでよく見かけるようになった「ポップオーバー」を皆さんはご存知ですか?
見た目はシュークリームの皮に似ていて、外側はサクサク、中はモチッとした食感が特徴です。
中が空洞なので、野菜やチーズ、フルーツやホイップクリームなど、食事にもスイーツとしても楽しめます。
【ポップオーバーってどんなもの?】
ポップオーバーとは「弾けて飛び出る」という意味です。
発祥はアメリカですが、その元となったのは、イギリスの家庭料理の一つ「ヨークシャープディング」で、1880年代後半にイギリスから多くの人がアメリカに渡った際に、ヨークシャープディングをベースに作り上げたと言われています。
ポップオーバーは卵、粉、牛乳で作るとてもシンプルなもの。
ですが、イーストやベーキングパウダーを使わずに卵の力で膨らませるので、ご家庭で作った際に「膨らまない」という事も・・。
そんな時に失敗せずに作れるポイントと簡単なレシピをご紹介します。
【失敗しないポップオーバーのポイント&作り方】
☆ポイント☆
- 材料を常温に出しておく(生地が冷たいと膨らみにくくなります)
- 生地を30分程度休ませる
- 余熱をしっかりしてから生地を入れ、焼いている途中にオーブンを開けない(急な温度変化でしぼんでしまいます)
生地の配合も好みによって薄力粉の分量を変えたり、薄力粉に強力粉を加えたりと色々ありますが、今回は覚えやすく、簡単に作れるレシピをご紹介します。
【材料】
牛乳・・100ml
卵・・2個
サラダ油・・小さじ2
薄力粉・・50g
塩・砂糖・・各ひとつまみ
- ボウルに牛乳・卵・サラダ油を加えてよく混ぜ合わせます。
- (1)のボウルに薄力粉・塩・砂糖を少しずつ加えてだまにならない様に混ぜます。
- 型に(2)の生地を7分目位まで流します。
- 200℃に温めておいたオーブンで15~20分焼き、温度を160℃に下げてさらに10~15分焼いて完成!!
生地に粉チーズや刻んだハーブなどを加えるとまた違った味に!
簡単に作れるので、ぜひお家で挑戦してみて下さいね!!
Text by まち/食育インストラクター