ぬか漬け万歳!!

ぬか漬け万歳!!

最近ぬか漬けの本を読んだのですが、ぬか漬けのパワーに驚きました。幼い頃、祖母がぬか漬けを漬けていたので、毎日のように食卓に上がっていました。その頃はあの独特の臭みが嫌いで、食わず嫌いをしていました。
その為最近までぬか漬けをさけていたのですが、本でぬか漬けを食べると色々と体に良いというのを見て、ぬか漬け生活を始めようかなという気持ちになりました。

ぬか漬けには乳酸菌やビタミンB群、カルシウム、ナイアシン、食物繊維など栄養がたっぷり含まれています。しかも野菜の「ビタミンB1」はぬか漬けにすると2.5~10倍増えるらしいのです。
この「ビタミンB群」や「ビタミンE」は過剰なコレステロールを減少させる働きがあるので、動脈硬化や糖尿病の予防にもなります。
さらに、中に含まれる「食物繊維」は便通を良くし、「ナイアシン」は肌荒れの緩和という効果もあるので、体にもお肌にも良い一石二鳥な食べ物なのです!!!

こんな素晴らしい効果を知ってしまったら漬けずにはいられませんよね≪^^≫☆
ということで、糠床の作り方をご紹介します♪

【用意するもの】

  • フタのついた消毒済の陶器の器(なければタッパーでも可)
  • ぬか(500g※お米屋さんでもらえたりもしますよ!)
  • 塩(125g)
  • 唐辛子(1本)
  • 昆布・野菜の切れ端

 

【糠床の作り方】

  1. ぬか・塩をよく混ぜます
  2. 水(4カップ)を少しずつ加え、耳たぶほどの硬さにこね、赤唐辛子・風味出しの昆布を入れて常温で一晩おきます
  3. 野菜の切れ端をぬかの底の方に漬けてさらに1晩おきます。翌日切れ端を取り出して絞り、出てきた汁を糠床に加えて上下を返すように混ぜます。これを2回程続けます。(捨て漬けという)
  4. 捨て漬けが終わったらいよいよ野菜を漬けていきます。まずは手始めにきゅうり・キャベツ・かぶなどシンプルな食材を漬けてみるとよいと思います。きゅうりやかぶは塩で表面をこすり、布巾で拭いてから漬け、キャベツなどの葉類は葉と葉の間に糠床を挟んで漬けます。(常温で6時間ほどで浸かります。)
  5. 野菜を漬け始めたら出来れば1日に1~2回は上下を返すようにかき混ぜます。この手間がおいしいぬか漬けをつくるのです!!

健康のためにぬか漬けをはじめてみてはいかがでしょうか??

Text by りな/食育インストラクター