もっちり!ぷるん!今回は洋風くずもちをご紹介します。
豆乳に置き換えれば、乳製品アレルギーのお子さんも召し上がれます。
【一緒に作る保護者の方へ】
このレシピはお子さんが主体となって作れる簡単なものですが、加熱や包丁を使う作業がありますので、年齢に合わせたお手伝いをお願いします。
お子さんが出来る部分はなるべく手を出さずに見守ってあげて下さいね。
【洋風牛乳くずもち】
<下準備>
タッパー等、平らで側面に少し高さのある入れ物を用意し、サッと水で濡らしておく
(または、オーブンシートかラップを敷いておく)
<材料>
A
片栗粉・・45g
砂糖・・50g
ココア・・5g
牛乳・・500ml
ココア(仕上げ用)・・適量
砂糖(仕上げ用)・・お好みで
<作り方>
- Aを鍋に入れてよく混ぜ合わせ、牛乳を少しずつ加えながらダマにならないようによく溶かす。
- (1)を中火にかけ、よく混ぜながら加熱する。
トロミがついて固まり始めたら火から外し、よく練る。 - 全体が均一に混ざったら弱火でさらに練る。
全体がもっちりとして火が通ったら用意しておいた型に入れ、平らにならして粗熱を取る。 - (3)の粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
スプーン等で食べやすい大きさに取り、ココア(砂糖が必要な場合は混ぜた物)をまぶす。
<ポイント>
・ココアは純ココアでも、ミルクココアでもどちらでも構いません。
ミルクココアは甘みも入っているので、くずもちの中、仕上げに使う砂糖はお好みで加減して下さい。
(乳製品アレルギーをお持ちの場合は純ココアを使用して下さい)
・手早く練る事で、ダマになるのを防ぎ、滑らかな仕上がりになります。
・練る作業は熱くなるので、やけどに注意しましょう。
<ココア>
ココアはチョコレートと同じ「カカオ豆」から作られます。
ココアもチョコレートもカカオ豆を発酵させて焙煎し、細かくすりつぶします。
この時出来るのが「カカオマス」と呼ばれるもので、そこから脂肪分である「ココアバター」を取り出し、さらに細かくパウダー状にした物がココア、カカオマスにさらにココアバターを追加して練り上げた物がチョコレートの原型になります。
純ココアは作られたココアに何も加えていない、甘みのほとんどない物で、ミルクココアは砂糖や乳成分を追加してそのままでも飲みやすく仕上げた物です。
ココアは栄養価の高い食品で、お通じを改善する食物繊維をはじめ、貧血予防に効果的な鉄、味覚を維持するのに役立つ亜鉛、骨を強くするカルシウムなど、様々な栄養素を含みます。
ココアを抹茶に変えたり、きな粉にしても美味しく出来ます。
ココアなどを入れずに牛乳、片栗粉、砂糖で作ったプレーン味は冷たいシロップや缶詰フルーツと一緒に食べてもおいしいですよ!
Text by さゆり/食育インストラクター