今回はみんな大好きお正月に食べる黄金色のアレを簡単に作っちゃいます!
アレンジメニューもご紹介します☆
【一緒に作る保護者の方へ】
このレシピはお子さんが主体となって作れる簡単なものですが、加熱や包丁を使う作業がありますので、年齢に合わせたお手伝いをお願いします。
お子さんが出来る部分はなるべく手を出さずに見守ってあげて下さいね。
【簡単栗きんとん】
<材料>
サツマイモ・・1~2本(皮を剥いて200g使用)
栗の甘露煮(瓶詰め)・・小1瓶
(今回はシロップ80g・栗は適量)
<作り方>
- サツマイモは2cm厚の半月切りにし、厚く皮を剥いて水にさらす
- (1)・サツマイモが隠れる位の水を鍋に入れて中火にかけ、柔らかくなるまで煮る
- (2)の水分を捨て、鍋の中で熱いうちにつぶし、甘露煮のシロップを加え混ぜる
- (3)が滑らかになったら栗を入れて火にかけ、栗の中心が熱くなるまで加熱する
<ポイント>
- サツマイモはアクが強いので、皮の内側にある点線のような部分まで厚めに剥いてしっかりと水にさらしましょう。
- 今回は無着色の甘露煮を使用しました。
十分きれいな色が出ますが、さらに鮮やかにしたいは場合、くちなし等で着色された甘露煮を使うとよりきれいです。 - シロップの水分は加熱で飛びますので、お好みで増やして下さい。
甘さが足りない場合は、砂糖を足しても構いません。 - 裏ごしすると、より滑らかな仕上がりになります。
- 甘さ控えめなので、保存はあまり出来ません。
早めに食べ切りましょう。
☆アレンジメニュー
【栗きんとんプリン】
<材料>(小さめ容器2個分位)
卵(M)・・1個
栗きんとん(あん)・・100g
牛乳・・100ml
砂糖・・大さじ1
水・・大さじ1
<作り方>
- ボウルに卵を溶き、きんとん(あん)を入れて混ぜ、牛乳を加えてさらに混ぜる
- 耐熱の器に(1)を流し入れ、蒸し器で最初1~2分強火で蒸し、その後弱火で8~10分蒸す
(器によって時間を調整して下さい) - 砂糖を鍋に入れて火にかけ、茶色い液体状になってきたら、焦げる手前で水を入れて火を止め、冷ます
- (2)が出来上がったら粗熱を取って冷蔵庫で冷まし、(3)をかけていただく
<ポイント>
- あんの量は余り具合やお好みで加減してください。
- 甘みが足りない場合は砂糖を足していただいて構いません。
- 牛乳を一部生クリームにすると濃厚な仕上がりになります。
- カラメルは市販の物を使用しても構いませんし、なくても大丈夫です
- 栗が余っていれば、切って中に入れたり、上に飾ったりしてもかわいいです。
- 蒸し器がない場合は、蓋のできるフライパンにペーパータオルをしき、プリンを入れて熱湯を注ぎ、弱火で蒸しても作れます。
【栗きんとんがおめでたい理由】
綺麗な黄金色をした栗きんとんは、昔から「豊かな象徴」・「金運が上がる」・「商売繁盛」といった縁起を担ぐ食べ物としておせち料理に取り入れられてきました。
もともとは全て栗で作っていましたが、高価で手間もかかるため、いつしか庶民の間ではサツマイモであんを作るようになったと言われています。
簡単なので、ぜひお子さんと一緒に挑戦してみてください!
Text by さゆり/食育インストラクター