秋の味覚の代表格!栄養たっぷりの「柿」を食べよう☆

素朴な甘味がどこか懐かしい秋の果物といえば…そう!「柿」です☆
柿はトマト同様、「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高い果物です。
今回は、女性に嬉しい効果をもたらす「柿」についてのお話です!

【柿にはどんな栄養が含まれているの?

●ビタミンC
1個で1日分を補えるほど、ビタミンCが豊富
に含まれています。
ビタミンCはコラーゲンを生成し、美肌作りに役立ちます。
そのほか、免疫力を高める作用があり、風邪などの感染症予防にも効果的です。

●β-クリプトキサンチン
柿の鮮やかなオレンジ色は、β-カロテンやβ-クリプトキサンチンという色素成分によるものです。
これらはビタミンC同様、強い抗酸化作用があるため、がんや老化の予防に働きます。

●カリウム
利尿作用があり、むくみや冷え性の緩和に役立ちます。

●タンニン
渋味成分のタンニンはアルコールを分解するほか、血圧の上昇を抑える働きがあります。
また、カリウムの利尿作用とで、二日酔いの予防にも働きます。
※タンニンには鉄の吸収を妨げる働きがあるので、貧血気味の方は注意が必要です。


【美味しい柿の選び方☆

新鮮な柿を選ぶ際は…

  • ヘタは緑色で、ピンとしている
  • 果皮が色鮮やかでハリがあり、ずっしりと重みがある
  • 「ブルーム」と呼ばれる白い粉が果皮についている

以上の3点に注目してみてください☆
購入時にすでに熟しているものは、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
一方、まだ緑色が残る未熟果は常温で保存して、追熟させましょう。

塩気や酸味と相性のよい柿は、甘味や食感を生かしたサラダや白和えのほか、炒め物もおすすめです。
また、酢やレモン汁を使うことで、変色を防ぐことが出来ます☆

酸味がなく、お子さんも食べやすい「柿」。
そのまま食べるのも美味しいですが、この秋は色々な調理法で柿を楽しんでみてはいかがでしょうか?

Text by ろい/食育インストラクター

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