育児や家事で忙しい毎日、でもお弁当は作らなくては…
お弁当を作る時間がなくていつも同じようなお弁当に、なんてことありませんか?
そんな時に役立つお弁当のおかず時短レシピをご紹介します!
【時短のポイントとは?】
お弁当作りもそうですが、料理で一番時間がかかるのが下ごしらえです。
この作業が無くなれば時間をかなり短縮することが出来ます。
ですので、まず野菜のカットや葉物を茹でる作業を少し余裕のある時間にまとめてして、冷凍しておくと便利ですよ。
また、電子レンジを使うことで、空いた時間に他の作業ができるので、時短になります。
【食材によって保存法を変えよう!!】
時短レシピを作るにあたって便利な食材の冷凍ですが、何でもかんでもラップして冷凍してしまうのでなく、その食材に合った保存方法を知っておくと材料の無駄もなく、美味しく頂けると思います。
ほんの一部の例ですが、保存法をお教えします。
〈彩り等に使われるほうれん草や小松菜などの葉物などの付け合わせ野菜〉
塩を入れた熱湯で固めに茹で、冷水で冷やして水気をしっかりと切ったら、使いやすい大きさに切ってラップにくるんで冷凍します。
〈根菜やきのこなど〉
食べやすい大きさに切って、少量ずつラップにくるんで冷凍します。
〈魚の切り身〉
解凍すると臭みが出てしまうので、少し塩を振って水を出し、ふき取って酒を振ってから冷凍します。
〈肉類〉
食べやすい大きさに切って小分けにして冷凍するか、下味をもみこんで冷凍します。
挽き肉と野菜の切れ端などを醤油等で炒めて冷凍しておくと、コロッケの具材や卵焼きに入れたりとお弁当以外でも色々活躍します。
このように冷凍方法をお教えしましたが、味も落ちてしまうので、だいたい1週間程で使い切るようにして下さい。
【時短お弁当おかずレシピ】
今回は私がよく作るお弁当のおかずレシピを3品ほどご紹介します。
〈揚げないコロッケ〉
合挽き肉・・50g
じゃがいも・・1個
片栗粉・・大さじ2
卵・・1個
ドライパン粉・・大さじ3
サラダ油・・・適量
A
├しょうゆ・・大さじ1
├みりん・・大さじ1
├酒・・大さじ1
└黒こしょう・・適量
- 耐熱のボウルや器等に挽き肉・Aを入れてよく混ぜ、600wの電子レンジに2分程かけ、ほぐす。(多めに作って冷凍も可)
- じゃがいもはよく洗って皮ごとラップをし、600wの電子レンジで竹串がスッと刺さる位まで5分程かけて皮を剥く
- ボウルに(1)・(2)を入れ、フォーク等で形が作れる位まで良くつぶす。
- 片栗粉・卵・パン粉の順につけ、多めのサラダ油を熱したフライパンでこんがり焼く。
〈真ん丸卵焼き〉
卵・・1個
砂糖・・小さじ1
めんつゆ・・大さじ1・1/2
- ボウルにすべての材料を混ぜる。
- 耐熱皿にラップを敷き、(1)を流し入れ、ラップの端を使ってふんわり蓋をする。
- 600wの電子レンジに1分20秒かけ、とりだしてそのままラップでピッチリと包み、丸く成形する。
- 冷めたら切る。
〈ほうれん草のごま和え〉
ほうれん草・・1/4束
麺つゆ・・大さじ1
すりごま・・大さじ2
- ほうれん草は5cm長さに切り、塩を加えた熱湯で茹でて冷水に取る。
- ボウルに麺つゆ・すりごまを混ぜ合わせ、よく水気を絞った(1)を加えて和える。
これはほんの一部のレシピですが、上記のポイントさえ押さえれば、時短は可能です。
週末や週初めなど時間が空いた時に冷凍保存をしておきましょう。
Text by りな/食育インストラクター