不老長寿の果物!?今が旬の「イチジク」を食べよう!

不老長寿の果物!?今が旬の「イチジク」を食べよう!

イチジクは、プチプチとした食感と優しい甘さが特徴的な果物。
聖書にも登場し、古くから薬効の高さが知られています。
イチジクの旬は夏~秋にかけて!
今回は様々な嬉しい効果をもたらす、イチジクの魅力に迫ります☆

【「無花果」って書く=花は無い??】

イチジクは漢字で書くと「無花果」。
字だけを見ると、「花は無い?」と思われがち…。
イチジクは春~初秋にかけて果実の中に白い花が咲き、そのまま肥大します。
しかし、外側からは花が見えない為、この字が当てられたとされています。
つまり、独特の食感のあのプチプチは、花の部分になるのです!(・o・)

【イチジクの見極めポイント☆】

  • 表面にハリと弾力があるもの!
  • 実全体が色づき、果実の先の方が裂け始め、中の赤い部分が見えたら食べ頃!
  • ヘタの切り口に白い液が付いていたら、より新鮮な証☆
  • 柔らかく傷付きやすいので、傷みがないかよく見てから購入する!

未熟な実を食べると、胃が荒れてしまう可能性があるので気を付けましょう!
イチジクは鮮度の低下が早いので、食べ頃を迎えたら出来るだけ早くいただくのがおすすめ☆
ジャムにする際はイチジク自体の糖度が高い為、砂糖を控えめにしてレモン汁を加えると、味が引き締まり色鮮やかなジャムに仕上がります。


【イチジクの栄養】

  • 食物繊維
    ペクチンなどの食物繊維が豊富で、自然の便秘薬として便秘解消に効果的
    よく熟した実を1日2~3個食べれば、腸の働きが活発になると言われています。
    また、ペクチンは高血圧の原因となるナトリウムを排泄し、血圧を正常に保つ働きがあります。
  • アントシアニン
    赤い実の色はポロフェノールの1種のアントシアニンによるもの。
    強い抗酸化作用を持ち、がん予防や動脈硬化の予防に働きます。
  • 植物性エストロゲン
    種の部分には植物性エストロゲンが含まれており、肌荒れ予防や生理痛軽減など女性ホルモンを整える働きがあります。

 

【デザートだけじゃない!イチジクを美味しく食べよう☆】

ジャムや甘露煮、ケーキなどに使われるイメージが強いイチジクですが、お肉との相性も良いのでおすすめです!
そこで今回は、ピリ辛の味付けがクセになる主菜をご紹介します☆

●ジューシーな豚肉のイチジクソース●

☆材料(2人分)
豚ロース肉・・200g
塩・・適量
イチジク・・1個
A 酒・・小さじ2
A 砂糖・・小さじ1
A 唐辛子(粉)・・小さじ1/2
A 白炒りごま・・小さじ1/2
A しょうが(おろし・・小さじ1/2
A にんにく(おろし)・・小さじ1/4

☆作り方

  1. 豚肉は両面に軽く塩を振る。
  2. イチジクはよく洗い、皮つきのままビニール袋に入れて潰す。
  3. (2)に合わせておいたA、(1)を入れてよく揉み込み、30分程冷蔵庫で寝かせる。
  4. フライパンで焼き目を付けながらしっかり焼く。

漬け込んで焼くだけというシンプルなレシピですが、イチジクの甘味で旨味がさらにアップします☆
また、お子様が召し上がる際は唐辛子を抜いたり、しょうが・にんにくの量を減らすと美味しく頂けるので、ご家庭でも是非お試しください!(*^_^*)

Text by ろい/食育インストラクター

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