ひとりのときのごはんはついつい手抜きをしがちです。
でも、外食で済ますのはコストが気になるし、ファストフードは栄養が心配…。
リーズナブルで、栄養面もカバーしてくれるごはんが食べたい。
そしてできるだけ簡単に作れるものがいい…。
ちょっと贅沢な悩みかもしれませんが、忙しかったり疲れているときにまで一から完璧に料理するのは難しいですよね。
今回は簡単にできる具だくさんスープのレシピをご紹介します☆
【たっぷり卵の食べるスープ】
<材料> 調理時間:10分
卵・・2個
もやし・・30g
キャベツ・・20g
にんじん・・15g
えのきたけ・・10g
A中華スープの素・・小さじ1/2
A塩・こしょう・・少々
水・・1カップ
Bしょうゆ・・小さじ1
B酒・・小さじ1
ごま油・・適量
<作り方>
- 卵は溶きほぐしておく
キャベツ・にんじんは食べやすい大きさに切る - キャベツ・もやし・にんじん・えのきたけを耐熱容器に入れ、Aを全体に絡めてふんわりラップをかけ、600wで2分加熱する
- 水を小鍋に入れて熱し、沸いたら(2)とBを加え、最後に(1)の溶き卵を全体に回しかけ火を止める
- 器に盛りつけ、仕上げにごま油を加える
<ポイント>
- 野菜類はカット野菜を使うとさらに時短になります。
また、きのこはしいたけ・しめじなどお好みのものに変えていただいても作れます。 - 卵は溶きほぐさずに加えても作れます。
卵に均一に火を通したい場合はフタをして蒸らしてください。
【この料理にはどんな栄養があるの?】
●卵
卵は良質なたんぱく質をはじめ、さまざまな栄養素を持っているため完全栄養食品と呼ばれています。
健康を維持するために、必要な栄養を豊富に含む食材のひとつです。
別名「価格の優等生」とも呼ばれていて、肉や魚と比べて比較的安価で手に入るのも魅力。
保存期間も長く、ひとりごはんの強い味方になってくれる存在です。
とても優秀な食品ですが、ビタミンC と食物繊維だけは含まれていないので、それを補ってくれる野菜類と組み合わせるとよいですね。
●もやし
非常に安価で手に入る野菜ですが、ビタミンC と食物繊維が豊富なので、卵に不足する栄養素をバッチリ補ってくれます。
ビタミンCは抗酸化作用があり、肌荒れを防いでくれます。
食物繊維は腸内環境を整え、便秘の予防や改善に役立ってくれます。
また、もやしは低エネルギーなので、体重を気にせずたくさん食べられるのも大きなメリットです。
●にんじん
緑黄色野菜のため、皮膚や目の健康を維持するβ-カロテンが豊富です。
油脂と一緒に摂ることで吸収率が高まるので、仕上げにごま油を加えるのは理にかなった組み合わせです☆
お好みで小ねぎを散らしたり、チューブしょうがを少量加えて風味をつけてもいしく召し上がれます。
片栗粉でとろみをつけると食べごたえが増します。
また、余力があれば戻した高野豆腐を少量加えると、より栄養のバランスがよくなるのでおすすめです。
食材が増えるほど準備の時間が増えるため、ご自身の状況に合わせて調理してみて下さいませ。
Text by はむこ/食育インストラクター