日本中にたくさんお店があり、食べた事のない人はほとんどいないであろう「ハンバーガー」。
海外から日本に進出するお店や、食材にこだわりをみせているお店が増え、2015年末から話題になっています。
今回は身近な食べ物ではありながら、実は知らないハンバーガーについてのお話です。
【ハンバーグの起源】
ハンバーグの起源は諸説ありますが、18世紀頃、ドイツの港町ハンブルグで食べられていた馬肉を細かく刻んだ生肉料理、「タルタルステーキ」であると言われています。
タルタルステーキはモンゴル帝国の騎馬民族タタール人が食べていた生肉料理を原型としています。
この調理法がドイツに伝わり、私たちの知っているハンバーグの形になっていきました。
日本にいつ、どこから入ってきたかという正式な記録はないようですが、明治時代には肉食が奨励され、1950年頃には一般的な家庭料理となっていったようです。
【ハンバーガーの起源】
ハンバーガーの起源も諸説あるようですが、よく知られているのが1904年にアメリカで開催されたセントルイス万国博覧会の会場で丸いパンにサンドイッチの様にハンバーグを挟んで売り出したのが始まりと言われています。
その後、1920年代頃にアメリカでハンバーガーチェーン店が誕生し、日本では戦後まもなく佐世保などの米軍基地周辺の飲食店でハンバーガーが作られ、地元の人たちに評判になりました。
1970年代には次々にハンバーガショップが日本にも登場し、現在に至っています。
【全国色々ご当地バーガー】
ご当地バーガーと言えば、「佐世保バーガー」を思い浮かべる人が多いと思いますが、最近では、その土地の特産品などを使ったハンバーガーをテレビや雑誌などで多く見られるようになりました。
ラーメンの麺をバンズに見立てた「ラーメンバーガー」や具にうどんを入れた讃岐のご当地「うどんバーガー」、そして大きなホタテが入った北海道の「ジャンボホタテバーガー」など、とても魅力的なものばかりです。
以前、佐世保を旅行した際に食べた「佐世保バーガー」は、あまりの大きさにびっくりしました。
それもそのはず、佐世保バーガーは通常のバンズよりも大きいのが特徴のようです。
そのお店によって大きさは変わりますが、私が食べたものは手のひらサイズのものでかなり食べごたえがありました!!
しかし、あまりのおいしさにあっという間にペロリ☆
食べすぎには気をつけながら、色々なお店の味を楽しみたいですね!!
Text by まち/食育インストラクター