9月に入ったとはいえ、まだまだ暑い日は暑い!!
汗もたくさんかくので、水分補給は欠かせませんよね。
今回のテーマは、そんな暑い日の水分補給にピッタリの「フレーバーウォーター」です!
【作る前の注意点】
お気に入りのガラスの瓶に、色とりどりの野菜と果物を入れて…見た目がおしゃれでキレイなのもフレーバーウォーターの魅力です。
ただし、見た目がキレイでも目に見えない雑菌がうようよ…こうなってしまっては逆に体調不良を招く危険があるので、作る前には以下の点に注意しましょう。
①ガラス瓶は洗えるものを使用する
デザイン性の高い瓶だと、スポンジやブラシが中まで届かないこともしばしば…。
生ものを入れることを考えると、しっかり中まで洗浄できる瓶を使うのが安全です。
②野菜・果物・ハーブは洗浄を徹底する
皮やヘタ、といった部分は菌がつきやすいため、加熱しないフレーバーウォーターを作る際は取り除く方が安全です。
ですが、皮の色合いを生かしたい…という時は洗浄をより徹底して行ってください。
ただし、グレープフルーツやオレンジなど、輸入品の場合は農薬だけではなく防カビ剤が皮に付着しているため、皮は取り除いた方が良いでしょう。
③一日経ったら破棄する
いくら洗浄をしていても、菌は完全にいなくなるわけではありません。
そのため、作ったフレーバーウォーターはその日の内に飲み切るようにしましょう。
また、必ず冷蔵保存し常温に置かないことも大事です!
【これからの季節におすすめなフレーバーウォーターレシピ】
まだ残暑が厳しいですが、季節の変わり目の時期です。
水分補給だけではなく、夏の紫外線で受けたダメージを素早く回復しておきたいところですよね。
今回は夏から秋へと、季節の変わり目にぴったりのフレーバーウォーターレシピをご紹介します!
<材料>
水・・・1リットル
ゴーヤ・・・1/2本
レモン・・・1/2個
グレープフルーツ(ルビー)・・・1/2個
お好みのハーブ(今回はローズマリー、バジルで作りました)・・・適量
※ゴーヤのサイズが大型の場合は分量を調節して下さい。
<作り方>
- 野菜・果物はそれぞれしっかり洗っておく。
- ゴーヤは3~4mm厚に切り、わたを除く。
レモン、グレープフルーツは輸入品であれば皮を剥いて輪切りにし、種は取り除く。 - 材料を全てボトルに入れ、冷蔵庫で1時間冷やす。
ゴーヤの苦みを取る方法として水に晒す方法がありますが、栄養も一緒に流れてしまうのが難点です。
苦味成分のモモルデシンは血圧や血糖値を安定させてくれますし、代謝を促進させて疲れを取るビタミンB群や美肌効果のあるビタミンCなど、水溶性のこれらの栄養素もフレーバーウォーターにすることで、しっかり摂ることができます。
飲み終わった後のゴーヤは炒め物などに使うと適度に苦味が抜け食べやすいので、最後まで無駄なく使い切ることができますよ。
Text by はむこ/食育インストラクター