前回、夏の沖縄の市場や直売所は緑の野菜だらけになるというお話でしたが、その代わりに売り場にはマンゴーやパイナップル、島バナナ、ドラゴンフルーツなどの南国フルーツがいろいろ並びます。
特にお中元シーズンや旧盆前(沖縄のお盆は旧暦で行われるので、毎年、日にちが違って今年は8/26-28)は、フルーツがたくさん出回り、市場中がいい香り!
今回はそんな中でも、美容効果の高いフルーツとして注目されているドラゴンフルーツのお話をしたいと思います。
満月に花が咲き、つぼみも食べられる!
沖縄県内の直売所などでは比較的お手頃価格で手に入るドラゴンフルーツは果皮が竜のウロコに見えることから、こう呼ばれるようになったとか。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、しかも低カロリーの美容にもいいフルーツです。
中南米原産のサボテン科に属する多肉植物でサボテンの仲間の月下美人と同様、満月の日にいっせいに花が咲きます。
つぼみも食べることができ、天ぷらにすると美味。
ドラゴンフルーツって、どんな味?
果肉にはキウイの種みたいな黒い種が全体に入っていて、紅と白の2種類があり、一般的に紅の方が甘めと言われていますが、その個体にもより、全体的にあっさりとした味。そのまま食べてもいいし、ヨーグルトと合わせたり、スムージーに入れるのもおすすめ。
これが天然の色って、すごい!!
オハナ食堂で使うのは、もっぱら紅の方。カットすると手もまな板もショッキングピンクになるほど、強烈な色です。ドリンクに、スイーツに、漬け物にと大活躍!
果肉と砂糖で酵素シロップを使って、炭酸で割ったジュース。ものすっごい色だけど、体にやさしく、お店でも大人気!
クリームチーズやヨーグルトなどに果肉を加えて作ったレアチーズケーキ。
薄切りにした生姜に3%の塩をまぶしてしばらく置き、水気を絞って、ひたひたの酢+つぶした果肉を加えて作った紅ショウガならぬ、ピンクしょうが。
ドラゴンフルーツが手に入ったら、いろいろな食べ方で楽しんでください☆