何コレ!?自由研究に使えそうなカラフル焼きそば実験!!

夏休みの宿題、「自由研究」。
悩みますよね…。
もう時間がない!!というお子様必見です!!
1日で出来る、紫キャベツと中華麺を使った簡単実験です!

【ではさっそくやってみよう♪】

≪準備するもの≫
・包丁
・まな板
・フライパン
・さい箸
・ザル

≪材料≫
・紫キャベツ1/8個
・中華麺(焼きそば用の蒸し面)
・レモン汁(なければお酢)

≪実験≫

  1. 紫キャベツは細切りにする
  2. フライパンにお湯を500ml沸かし、紫キャベツを加えてしんなりするまで茹でる
  3. (2)に中華麺を加える(まぁ青色に変化!!)
  4. ザルに上げ、中華麺の半量にレモン汁を加え混ぜる(なんと赤色に変化!!)

 【なぜだろう?】

これは食品のアルカリ性と酸性の性質を利用した実験です。
紫キャベツには「アントシアニン」という色素成分が含まれています。
中性では紫ですが、アルカリ性になるにつれて青色に、酸性が強くなると赤色になります。
中華麺には麺のコシを出すために「かんすい」が含まれています。
このかんすいはアルカリ性で、アントシアニンと触れることで青色に変化したのです。
そして、レモン汁は酸性なので、赤色に変化したというわけなのです。
ちなみに、なすの皮や紫玉ねぎ、ぶどうの皮などにも「アントシアニン」が含まれるため、同様の変化が見られます。

我が家では、見て大変わかりやすかったので、子どもたちはとても驚き喜んでいました。
しかし、青色の焼きそばって食欲が失せますね…。
なぜだろう…なんてことも調べると楽しいかもしれません。
子どもの「なぜだろう」大切にしていきたいですね♪

Text by くまこ/食育インストラクター