猛暑がひと段落し、外でのレジャーに出かけやすい季節になってきました。
自然の中でおもいっきり遊んだり、バーベキューを楽しんだり、非日常を楽しんでリフレッシュできる「キャンプ」。
今は自分好みのプランを気楽に楽しむ人が増えているようです。
【最近のキャンプ事情】
もともとのキャンプは、道具を車から降ろし、テントを張り、バーナーを出して、家から準備してきた食材のご馳走を食べ、あとは自然を満喫するといったスタイルを指していたと思います。
ただ最近は、グランピング(グラマラスキャンピング)という造語が生まれていて、自然の中でホテルや宿泊施設が提供しているキャンプ場で、自分たちでテントを張るのではなく施設で準備してもらい、気軽に贅沢にキャンプをするスタイルが登場しています。
さらに食事も宿泊施設が用意してくれて、バーベキューの道具はもちろん、食材までもついてくるそうです。
中には本格的に燻製料理を楽しめる施設もあるそうで、いわば「美味しいところだけ」楽しむスタイルが人気のようです。
【日常の中でちょっとだけキャンプ気分】
そうは言っても、なかなか外出することが難しいという方にご提案です。
休日にお家で少しだけキャンプ気分を演出してみませんか。
例えば、午前中の涼しいうちに窓を開け、自然の空気を取り込み、フラッグガーランド(壁や窓などに吊るすカラフルな旗)を飾り、ホットプレートを準備。
お庭やベランダ、リビングなど、いつもと違う場所で屋外を感じながらバーベキューを楽しんではいかがでしょうか。
私は以前、オーストラリア人のお宅に宿泊したとき、休日のブランチに家でバーベキューをしたことがあります。
庭のバーベキューコンロで父親と子どもがお肉や野菜をひと通り焼き、母親が飲み物やパンを用意。
その後、食卓ではなくリビングで食事をいただきました。
キャンプ場ではないけれど、普段の食事とは違う環境で、みんなで準備して食べる楽しさは十分味わえました。
【バーベキューメニューのヒント】
本格的にバーベキューコンロを用意しなくても、ホットプレートで焼くのがおすすめです。
例えばベーコンや野菜、マシュマロ、フルーツを準備。
カマンベールチーズは横半分に切ってチーズフォンデュ風に。
さらにパンも一緒に焼いてしまうのです。
あとはみんなでワイワイ楽しみながら焼いて食べれば、いつもと違うバーベキューになりますよ。
いろいろな選択肢がある今だからこそ、気軽に楽しんでみませんか?
Text by ゆず/食育インストラクター