アスパラガスの葉っぱはどこ??

〈食育まめ知識〉アスパラガスの葉っぱはどこ??

【アスパラガスの葉っぱはどこ?】
サラダや炒め物などどんな調理法でもおいしく食べられるアスパラガス。
私たちが食べているのは、土から顔を出した若い茎の部分です。
収穫せずに放置しておくと成長して細い葉のようなものが、たくさん出てきます。
高さは1mを超えて私たちの知っているアスパラガスの姿は何処へ?と思うくらい変貌します。
この“細い葉のようなもの”実は葉ではなく、偽葉といって葉ではなく枝。
じゃあ、アスパラガスには葉はないの?と思いますよね??
実は、ニョキニョキと伸びる茎の部分についている三角形の『はかま』がアスパラガスの葉なのです♪

【成長が速い!】
アスパラガスは、成長スピードが速いことが特徴です。
なんと1日で約10cmも成長します。
一般的にスーパーなどで見かけるものは20~30cmほどなので、単純に計算すると土から顔を出して3日で収穫できてしまうのです。
あまりの成長の速さに、1日で朝夕2回も収穫できるそうです。

【アスパラガスを選ぶポイント】
アスパラガスの太さは、根っこの太さで決まっているため、細いものが太くなることはありません。
細い方が筋がなくて柔らかそうに見えますが、鮮度の良い太いものであれば柔らかく甘みが強いそうです。
鮮度の良いものは、穂先をチェック!穂先がしまっている、乾燥している、紫色である3つがポイント◎
穂先が開いていたり、切り口が乾燥しているものは収穫してから時間がたって鮮度が落ちているので避けた方がよいです。

Text by ざわちゃん/食育インストラクター