次々とブームを巻き起こしている韓国スイーツ。
今回は人気の「クァベギ」についてスポットを当てていきたいと思います。
【クァベギとは?】
私たちが知っている「ツイストドーナツ」のことで、韓国屋台の人気商品です。
日本のふんわりとした食感のツイストドーナツと比べると、クァベギは材料にもち米が使われていることが多いので、もちっとした食感で優しい甘さです。
片手で持って気軽に楽しめる大きさなので写真が撮りやすく、カラフルでかわいい見た目もポイントです。
【韓国の定番・人気スイーツ】
■トゥンカロン
韓国マカロンともよばれています。
一般的なマカロンがひと口サイズなのに対し、トゥンカロンはクリームがたっぷりと入っていてマカロンの倍くらいの高さがあります。
フルーツやチョコレートなどをサンドしているものもありボリューミーで、1個食べただけでも大満足です。
キャラクターや貝殻の形もあり、かわいい見た目なのも魅力です。
■クロッフル
クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いた新スイーツです。
クロッフルが生まれたきっかけは、新型コロナウイルスによる自粛生活といわれています。
長く続く自粛生活の中で、「おうち時間を楽しもう」という発想から生まれたそうです。
クロワッサン特有のサクサクカリカリ食感と、ワッフルメーカーでぎゅっと挟まれることによって生まれるもっちり感を一度に味わえます。
■ホットク
韓国の定番屋台スイーツで日本のおやきに似ています。
小麦粉やもち粉に白玉粉を使って作られているため、もちもちとした食感が特徴です。
ホットクの定番は黒糖やナッツなどを使ったものですが、生地がシンプルでどの具材にも合わせやすいため、塩気のある惣菜が入っていることもあります。
【「クァベギ」を作ってみよう☆】
<材料(6個分)> 調理時間:1時間30分
牛乳・・70g
インスタントドライイースト・・3g
A強力粉・・130g
Aもち粉・・20g
A砂糖・・20g
A塩・・2g
A卵・・1/2個
無塩バター・・15g
揚げ油・・適量
仕上げ用
グラニュー糖または粉糖・・適量
ホイップクリーム・・・適量
お好みのフルーツ・・・適量
<下準備>
- 卵・無塩バターは常温に戻しておく。
- 発酵時に使う15×5㎝くらいのクッキングシートを6枚分カットしておく。
<作り方>
- 人肌に温めた牛乳にドライイーストを入れてよく混ぜる。
- ボウルにA・(1)を入れ、生地がまとまるまでゴムベラで混ぜる。
- まとまったら台に移して手でこねる。
- 粉っぽさがなくなったら、常温に戻したバターを生地に練りこむ。
- 生地にハリとツヤが出るまでこねる。
- ボウルに戻し、生地が乾燥しないようにかたくしぼった布巾をかぶせて一次発酵。
(発酵機能付きオーブンなど:35℃で50分間くらい。または温かい室温:1時間くらい)
※発酵時間は生地の状態や環境によって変わります。生地の大きさが2倍になるまで発酵させてください。 - 一次発酵が終わったら台に打ち粉をし、生地を出してガス抜きをし、6等分にする。
- 丸くまとめてかたくしぼった布巾をかぶせて、15分ベンチタイム。
- ガス抜きをしてだ円に伸ばす。
- だ円形に伸ばした生地を、上下を折り畳みつまんで、しっかりと閉じる。
- 再度かたくしぼった布巾をかぶせて15分ベンチタイム。
- 30cmくらいに細長く伸ばす。
- 右手と左手を上下に逆に動かしてねじりを作り、端をもって半分に折り、ツイスト状にする。
(ねじったものを持ち上げると自然に巻くので、両端の生地をしっかりくっつける。) - クッキングシートの上に並べ、二次発酵。
(発酵機能付きオーブン:35℃で30分くらい、温かい部屋:40分くらい) - 170℃の揚げ油に入れ、両面がきつね色になるまで揚げる。
※クッキングシートにのせたまま油に入れ、シートはトングなどで取り除く。 - 油を切って、粗熱を取る。
仕上げ1
ビニール袋に砂糖とドーナツを入れて、軽く振る。
仕上げ2
ホイップクリームをドーナツの上に絞り、お好みのフルーツを乗せる。
いかがでしたか?
ぜひ自分オリジナルのクァベギを作ってみて下さいね!
Text by あお/食育インストラクター