子どもの成長とともに、食べる量が増え、必然的に食費がかさみますよね。
喜ばしいことだけど、家計は痛い!!
そこで「家計にやさしい!節約ご飯」を全2回でお伝えします。
第1回は、節約食材の代表!!「もやしを使ったレシピ」です。
買い物に行くと必ず手に取ってしまうもやし。
今どき1袋を数十円で買える野菜、とりあえず買いでしょう。
安いし、シャキシャキ食感がおいしいし、おかずにした時のボリューム感、なんとも魅力的。
育ち盛りの子どもたちにたくさん食べてもらいましょう!!
【もやし】
緑豆や大豆などの種子が発芽したもので、現在多く流通しているのはブラックマッペ、グリーンマッペという品種です。
もやしは発芽すると、豆自体にほとんど含まれていなかったビタミンCや消化酵素のジアスターゼが増えます。
ビタミンCは、美肌づくりや風邪予防、ストレス解消など様々な効果が期待できます。
ジアスターゼは胃もたれの予防、食欲不振の改善に働きます。
ほかにも血圧を下げる効果のあるカリウムや、便秘を予防する食物繊維が豊富です。
【購入する際にはもやしのココをチェックしよう!】
茎が太くしっかりとしているもの、色白で透明感のあるものが、栄養価が優れていて良品。
ひげ根が茶色く変色しているものは鮮度が悪いものが多いので避けましょう。
もやしは鮮度が落ちやすいのでその日に使い切ってしまうのが一番!
もし保存する場合は、野菜室ではなく冷蔵室にして早めに使い切りましょう。
【おいしく食べるポイント】
少し手間はかかりますが、ひげ根部分を摘んでおくと口あたりもよく、また料理の仕上がりも美しく見えますよ。
最近では”根切りタイプ”の商品も販売されているので、そちらを利用するのもよいでしょう。
長時間加熱してしまうと栄養価も歯ざわりも落ちてしまうので、加熱調理する際は手早く、シャキシャキとした食感を残すのがポイントです。
【やっぱり入れるでしょ!子どもも喜ぶもやしバーグ♪】
<材料(5~6個分)> 調理時間:20分
合挽き肉・・400g
塩・・小さじ1/2
もやし・・1袋(200g)
片栗粉・・大さじ1
ドライパン粉・・1/2カップ
牛乳・・1/2カップ
卵・・1個
粗挽き黒こしょう・・少々
サラダ油・・適量
酒・・大さじ2
Aトマトケチャップ・・大さじ3
Aみりん・・大さじ1
A砂糖・・大さじ1/2
Aしょうゆ・・小さじ2
<作り方>
- もやしは手でつかんで短めに折り、ボウルに入れて片栗粉をまぶしておく
パン粉は牛乳に浸しておく - ボウルに合挽き肉・塩を加えて粘りがでるまでよく捏ねる
- (2)に(1)・卵・黒こしょうを加え、よく練り混ぜる
- (3)を5~6等分し、空気抜きをし、小判型に整えて中央をくぼませる
- フライパンにサラダ油を熱し、(4)を並べて両面こんがり焼き、酒を加えてフタをし、蒸し焼きにして中まで火を通す
- ハンバーグを取り出し、余分な油をふきとる
Aを加え混ぜ、ひと煮立ちしたら火を止め、盛りつけたハンバーグにかける
シンプルだけど、おいしい!!我が家の定番!
【もやしのオイスター和え】
<材料> 調理時間:10分
もやし・・1袋
塩・・少々
Aオイスターソース・・小さじ1
Aしょうゆ・・小さじ1/2
Aごま油・・小さじ1
カシューナッツ(粗みじん切り)・・適量
パクチー・・お好みで
<作り方>
- もやしは塩を加えた熱湯で1分くらいサッとゆでてザルにあげて冷ます
- ボウルにAを合わせ、水気をふき取った(1)を和え、粗く刻んだカシューナッツをふる
- 器に盛りつけてパクチーを添える
パクチーはお好みで添えてください。
カシューナッツがなければ白ごまでもOKです。
大人の場合は豆板醤や七味唐辛子、ラー油を加えてもおいしく召し上がれます♪
いかがでしたか?
もやしのシャキシャキとした食感が楽しめるレシピをご紹介しました。
ハンバーグはもやしを1袋入れてかさ増し!!ボリュームアップで子どもたちも大喜び♪
和え物は簡単にパパッとできちゃうので、一品ほしくなったときにおすすめです。
ぜひ、試してみてください♪
Text byくまこ/食育インストラクター