“鍋“と聞くと「冬」をイメージする方も多いと思いますが、実は季節ごとに楽しめます☆
食材や味つけ次第で、いろんな楽しみ方ができる鍋料理は、一人暮らしの方や忙しいママにもおすすめです!
今回は、「秋」におすすめの鍋料理をご紹介します♪
【秋の鍋料理におすすめの食材をご紹介☆】
●カリフラワー
外葉でつぼみを包むようにして覆われ、日光に当たらず育つため白くなります。
淡泊な味わいとコリコリとした食感が魅力のカリフラワーは、パンチがあるカレー味や濃厚なホワイトソースなどとの相性が抜群です!
●きのこ
『秋の味覚の代表格』と言っても過言ではない、きのこ。
きのこ類はそれそのものが菌であり、菌を丸ごと食べられる優秀な食材です☆
きのこは低カロリーで、しめじを1パック食べてもそのエネルギーはわずか15kcal!
食べごたえがあるので、料理をヘルシーにボリュームアップさせたいときにも大活躍の食材です。
●チンゲン菜
中国野菜のチンゲン菜は、アブラナ科の緑黄色野菜です。
アクが少なく、あっさりとした味わいなので中華はもちろん、和食や洋食などあらゆるジャンルの料理で活用できます☆
ちなみに、食材があまった場合、カリフラワーはゆでる・蒸す・電子レンジにかけるなど、加熱調理をしてから冷凍するのがおすすめです☆
一方、きのこやチンゲン菜は、生のまま食べやすい大きさにカットして、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
きのこは、冷凍することでうま味がアップし、炒め物や汁物にそのまま使えるのでとても便利ですよ♪
【秋らしい鍋料理を作ってみよう☆】
今回は、おすすめの “秋鍋”レシピをご紹介します!
【秋の味覚たっぷり!カレークリーム鍋】
<材料(4人前)> 調理時間: 25分
カリフラワー・・1個
お好みのきのこ・・200g(今回は、しめじとエリンギを使用)
チンゲン菜・・1株
玉ねぎ・・1個
鶏もも肉・・2枚
A顆粒コンソメ・・大さじ1
Aカレー粉・・大さじ1
A水・・400ml
B牛乳・・400ml
B生クリーム・・100ml
塩・・小さじ1
こしょう・・少々
オリーブオイル・・小さじ2
<作り方>
- カリフラワーは小房に分ける。茎はかたい皮の部分は取り除き、乱切りにする。
きのこやチンゲン菜、玉ねぎは食べやすい大きさに切る。 - 鶏肉はひと口大に切る。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、(2)を入れて表面をこんがり焼き、一度取り出す。
- (3)の鍋に(1)・Aを入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら弱火で5分ほど煮る。
- (3)の鶏肉・Bを加え、鶏肉に火が通るまで煮込み、塩・こしょうで味を調える。
【このお鍋にはどんな栄養があるの?】
●カリフラワー
カリフラワーは、コラーゲンの生成を促すビタミンCが豊富です。
丈夫な肌をつくるたんぱく質と一緒に摂ると、より強い美肌効果が期待できます☆
ビタミンCはつぼみの部分よりも茎に多く含まれるため、捨てずに食べるようにしましょう!
●しめじ
肝臓の代謝機能を高めるほか、成長ホルモンの分泌に影響するオルニチンが豊富です。
オルニチンはシジミに多く含まれていることで有名ですが、その量は100gあたり20mg。それに対し、しめじは100gあたり140mg!
シジミを100g食べるのはなかなか難しいですが、しめじであれば市販の1パックほどの量なので食べやすいですね☆
●チンゲン菜
抗酸化ビタミンのβ-カロテン・ビタミンC・ビタミンEが豊富なので、風邪や肌荒れ、生活習慣病の予防が期待できます。
そのほか、骨や歯を強化するカルシウムも含んでいます。
きのこなどのビタミンDを多く含む食材と組み合わせると、カルシウムの吸収がアップします!
いかがでしたか?
皆さんも、栄養やおいしさがパワーアップしている旬の食材を使って、秋も鍋料理を楽しんでみてくださいね♪
Text byろい/食育インストラクター