「家族が出かけて誰もいない、きょうはお家でひとりごはん・・・手の込んだものは面倒くさいし、どうしようかな」というときに役立つレシピです。
今回は帰ってきてすぐ出来る簡単「ミートドリア」をご紹介します。
寒くなるとオーブン料理が嬉しいですね。
ところで、ドリアってどこからきた言葉なのかご存じですか?
【ドリアとは?】
フランス語「doria」からの外来語で、もともと、フランス料理に「ドリア」という料理がありました。
それはフランス・パリのレストランが創作した料理で、イタリア・ジェノヴァの名家「ドリア一族」のために作られ、その名がつけられたそうです。
きゅうりやトマト、卵などを使い、イタリア国旗の3色の食材などを使った料理で、日本の一般的なドリアとは異なります。
日本でいう一般的なドリアは、バターライスの上にベシャメルソースをかけてオーブンで焼き上げる料理です。
ライスグラタンともいい、横浜にあるホテルニューグランドの初代料理長サリー・ワイルが、体調の悪い宿泊客のために即興で考案した、エビのドリアが由来とされています。
それではさっそくレシピのご紹介!
今回は市販のパスタソースを使ってつくります。
【ミートドリア】
<材料(1人分)> 調理時間:15分
パスタソース(ボロネーゼ)・・1人前(140g)
ベーコン(薄切り)・・1枚
玉ねぎ・・1/8個
オリーブオイル・・小さじ1
ご飯・・丼1杯分
バター・・小さじ1/2
ピザ用チーズ・・30g
粉チーズ・・少々
パセリ(みじん切り)・・少々
<作り方>
- ベーコン・玉ねぎはみじん切りにする
- フライパンにオリーブオイルを熱し、(1)を炒める
玉ねぎがしんなりしたらパスタソースを加え、サッと炒め合わせる - ご飯を耐熱容器に入れてバターをのせ、ラップをして600wの電子レンジで50秒加熱する
熱いうちにバターを混ぜる
※ご飯が炊きたての場合は、そのままバターを加えて溶かし混ぜてください - グラタン皿にバター(分量外)を薄く塗り、(3)を盛り付け、(2)の半量を広げてのせ、チーズを散らす
※ソースが多めにできるので今回使用するのは半量です
残りのソースは、下記に次の日の副菜レシピでご紹介しています。 - (4)をオーブントースターで10分焼き色がつくまで焼き、パセリを散らす
残ったソースは次の日の副菜にまわしちゃいましょう♪
簡単ベイクドポテトのレシピです。
【ベイクドポテト】
<材料> 調理時間:10分
じゃが芋・・1個
上記で作ったソース・・半量
ピザ用チーズ・・適量
オリーブオイル・・少々
粗挽き黒こしょう・・少々
<作り方>
- じゃが芋は皮をよく洗って2/3の深さまで十字に切り込みを入れ、ラップに包む
- (1)を600wの電子レンジに入れ、3分加熱する
※竹串がスーッと入ればOKです - 切り込みにソースを入れて、ピザ用チーズをかけ、オリーブオイルをまわしかける
- オーブントースターで5分焼く
- 黒こしょうをふって盛り付ける
パスタソースは味が決まっているので楽ちん。
もし、オレガノやバジルなどドライハーブがお家にあれば、ソースを作る際加えてください。
グッと本格的な味になりますよ。
また、お家にきのこやブロッコリーなどあれば一緒にオーブンで焼いてもOK!
大人はチリパウダーなどのスパイスを加えてもgoodです。
いかがでしたか?
自分のためにだけ料理を作るのは面倒…。だからといって帰宅して疲れて何も食べずに寝てしまうのはNG!
少ない食材で簡単調理!洗い物も少なければ負担になりませんよね。
ぜひ、作ってみてください♪
Text byくまこ/食育インストラクター