子どもの成長とともにお弁当を作る機会が増えますね。
幼稚園のほか、中学校・高校とお弁当を持っていく地域もあります。
また、保育園も年に何回かお弁当の日を設けている所も多いですね。
そこで「かんたんお弁当」では、サッと作れる料理をご紹介します。
レシピの前にこちらもチェック!!
【お弁当作りの注意点】
- しっかり手洗い
- 十分な加熱(食品の中心を75℃以上・1分以上加熱)
- お弁当箱に詰める前に、しっかり冷ます
- 保冷剤やクーラーバッグを活用し、涼しい場所で保管
(暑い季節だけでなく、暖かな室内などに持ち込むときも気をつけましょう。)
を徹底しましょう!
【お弁当作りのポイント】
- お弁当箱は食べる人に見合う大きさを用意しましょう。
特に子どもは大きすぎると時間内に食べきれない、小さすぎるとエネルギー不足になり、元気に活動出来ない原因になることがあります。 - おかずは食べ慣れたものを基本にし、初めてのおかずは夕飯など家族で食卓を囲むときに出し、気に入ってくれたらお弁当に入れると喜びます。
おかずの大きさもひと口、ふた口で食べられるサイズがおススメです。 - お弁当の彩りは赤・黄・緑をベースに白・黒を加えて盛ると、見た目のバランスだけでなく、栄養面も整いやすくなります。
昔と違い、冷凍野菜のクオリティが格段に上がっていますね。
そのうえ、切る手間無しなので、お弁当や日々のちょっとした料理にはもってこいです!
今回は冷凍野菜の中から、揚げなすと冷凍ポテトで作る2品をご紹介します。
【茄子の揚げびたし風】
市販の麺つゆで作るさっぱりとした一品。
かつお節を絡めることで、水分が出るのを防ぎます。
<材料(作りやすい分量)> 調理時間:5分(冷ます時間は除く)
冷凍揚げなす(カットタイプ)・・120g
A麺つゆ(2倍濃縮)・・大さじ2
A砂糖・・小さじ1/2
A酢・・大さじ1
かつお節・・1パック(2g)
<作り方>
- 少し深めの器にAを合わせる
- 耐熱皿にペーパータオルをしき、その上に重ならないようになすをのせ、袋の表示通りに電子レンジで加熱する
- (2)が熱いうちに(1)につけ込み、冷めるまでおいて味をなじませる
- 盛り付ける直前に余分な調味液を捨て、かつお節を絡める
大人の方はお好みでしょうがおろしを加えてもおいしいです。
<ポイント>
電子レンジで温めるときにペーパータオルを敷いておくと、余分な油分が吸い取られるので、油っぽさが軽減出来、エネルギーダウンにも繋がります。
【ハッシュドポテトの挽き肉グラタン風】
冷凍のハッシュドポテトを使った簡単グラタン風。
フライドポテトで作ってもおいしいですよ!
<材料(作りやすい分量)> 調理時間: 20分
合挽き肉・・100g
玉ねぎ(みじん切り)・・50g
人参(みじん切り)・・20g
サラダ油・・小さじ1
塩・こしょう・ナツメグ(あれば)・・各少々
砂糖・・小さじ1/2
トマトケチャップ・・大さじ2
中濃ソース・・小さじ1
水・・50ml
冷凍ハッシュドポテト・・2枚(だ円タイプ)
ピザ用チーズ・・適量
パセリ(みじん切り)・・あれば
<作り方>
- フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ・人参を入れて炒める
- (1)がしんなりしてきたら、挽き肉を入れて炒める(余分な油が出たら取る)
- (2)の挽き肉に火が通ったら調味料を材料順に入れ、そのつど炒め、水を加えて水分がある程度飛ぶまで煮る
- ポテトを袋の表示通りに温め、お弁当箱に入るサイズに切って、その上に(3)・ピザ用チーズを乗せてオーブントースターや魚焼きグリルなどで加熱してチーズを溶かす
- 仕上げにパセリをふる
<ポイント>
- 工程3までは前日に作っても構いません。
その場合は当日の作業時間が半分くらいになります。
作り置きした場合は、使う分量を取り分け、水を少し足して電子レンジや鍋などでしっかりと加熱してから使用して下さい。 - ポテトは、ひと口サイズの商品を使うと切る手間が省けます。
- 盛り付けるときはワックスペーパーで包んでもかわいいですよ。
挽き肉入りのソースを市販のミートソースに置き換えればさらに手間なくパパッと作れます。
お弁当だけでなく大皿で作ってパーティーメニューにしてもよいですね。
いかがでしたか。
冷凍食品はそのままでもおいしいですが、ちょっとしたアレンジなどにも大活躍!
アイディア次第でさまざまなレシピが作れますので、お試し下さい!
Text by さゆり/食育インストラクター