4月からお子さんの入園で、お弁当作りが始まったママさんも多いと思います。
お弁当作りって大変ですよね。
朝早く起きて、お弁当のおかずを作ってみたものの、彩りが足りない…隙間を埋めたい…と悩むことも、結構あります。
そこで「幼児の簡単お弁当」では、ピックアップ食材を使って、サッと作れるおかずをご紹介します。
今回のピックアップ食材は、旬が春と秋冬の2回ある「にんじん」です♪
にんじんはβ‐カロテンの宝庫。
免疫力を高めて、風邪などの感染症から体を守ったり、美肌効果など嬉しい効果がいっぱいです!
レシピの前にまずは、こちらもしっかりチェック!!
【お弁当作りの注意点】
- しっかり手洗い
- 十分な加熱(食品の中心を75℃以上・1分以上加熱)
- お弁当箱に詰める前に、しっかり冷ます
- 保冷剤やクーラーバッグを活用し、涼しい場所で保管
を徹底しましょう!
そして、幼児には見た目が大事!!
【お弁当をかわいく詰めるコツ】
①定番のおかずを入れよう
目新しいおかずより、食べ慣れたおかずの方が子どもは好き♪
安心感につながるようです。
②彩りのバランスを考えよう
赤・黄・緑をベースに白・黒が彩りの基本。
おかずの色が足りなかったら、ふりかけやのり、ピックなどで色を足すとgood!
③食べやすいサイズにしよう
食べにくそうなものにはなかなか手が伸びません。
ひと口、ふた口で食べられるサイズにするとよいですよ。
④フタをあける楽しみ考えよう
かわいいピックを刺したり、のりやケチャップなどでデコってみたり、ちょっとした簡単な飾りをプラスすると喜ばれます。
では、さっそく「にんじん」を使った簡単おかず♪
子どもも大人も大好き!卵が入らない、しりしりアレンジレシピ♪
【にんじんとツナのしりしり】
<材料>
にんじん・・1本(200g)
ツナ(油漬け・ライト)・・1/2缶(35g)
みりん・・小さじ1
塩・・少々(小さじ1/6)
粗挽き黒こしょう・・適量
しょうゆ・・小さじ1
ごま油・・大さじ1/2
<作り方>
- にんじんは4cm長さの千切りにし、ツナは軽く油を切っておく
- フライパンにごま油を熱し、にんじんを入れて中火で炒める
- 少ししんなりしてきたら、ツナ・みりんを加えてさらに炒める
- 塩・黒こしょうで味を調え、しょうゆを鍋肌から回しかける
にんじんのβ-カロテンは油で炒めることで、体内の吸収を高めてくれます♪
そして次は、やっぱり大好き!にんじんのグラッセです。
好きな型に抜いて煮ると、お弁当がかわいらしく仕上がりますよ♪
【にんじんのグラッセ】
<材料>
にんじん・・1本(200g)
塩・・ひとつまみ
Aバター・・大さじ1
A砂糖・・小さじ2
A水・・大さじ1
<作り方>
- にんじんは5mm厚さの輪切り(抜き型で抜いたり、シャトー切りにしてもOK)にする
- 鍋に(1)とかぶるくらいの水(分量外)、塩を入れて中火にかける
- (2)のにんじんに竹串がスッと入るまで10分ほどゆでる
- (3)がやわらかくなったら湯を捨てて、にんじんを鍋に戻し、Aを加えて2~3分弱火にかける
- 蓋をしてそのまま冷ます
電子レンジでもできますが、にんじん臭さが残るため、ゆでた方がおすすめです♪
ゆでた湯を捨てることで、にんじん臭さが取り除けます。
また、小分けにして冷凍保存可能!
冷凍することでにんじんの組織が壊れ、やわらかく、味もしみこみます。
ちなみに解凍後、電子レンジで再加熱すればOKです。
いかがでしたか?
にんじんは、お弁当に彩りを与えてパッと華やかにしてくれます。
また、手に入りやすく値段も手頃でまさに家計の味方です!!
栄養も豊富なので、育ち盛りのお子さんには積極的に食べていただきたい野菜のひとつです。
旬のにんじんをぜひ味わってくださいね♪
Text by くまこ/食育インストラクター