寒い日が続くと体温管理が難しく、ちょっとした油断が免疫力の低下につながります。
「免疫力」とは私たちの体に本来備わっている自己防衛機能です。
病原菌やウィルスなどの外敵の侵入を防いだり、体内にできた害をもたらす細胞を除去する力があります。
この免疫力が低下してしまうと、疲れを感じやすくなったり、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなります。
では、どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか??
【免疫力を高める方法】
①栄養バランスのよい食事
特にお味噌や納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を意識して摂ることで、腸内細菌のバランスを整えます。
また人参やほうれん草に含まれるβ-カロテンは血管を強化し、粘膜を保護してくれます。
レモンやみかん、ブロッコリーに含まれるビタミンCも免疫力やウィルスに対する抵抗力を高めてくれます。
体をつくる肉や魚などのたんぱく質や腸の調子を整える食物繊維もしっかり摂ってくださいね。
②しっかり睡眠をとる
理想の睡眠時間は大人が6~8時間、子どもが9~11時間。
夜更かしは翌朝の目覚めを妨げるだけでなく、子どもにとって重要な成長ホルモンや脳の働き、集中力にも関わってきます。
できるだけ午後9時までの就寝を心がけましょう。
③適度な運動をする
鬼ごっこやなわとび、サッカーなど、なるべく薄着で走り回って筋肉をつけ、体温を上げましょう。
体内にウィルスが侵入してきたときに戦う免疫細胞が活発に働いてくれます。
その他、笑うことによって免疫力が高まるとも言われています。
いかがでしたか?
これから寒い日々が続きます。
免疫力を高めて風邪やインフルエンザを予防しましょう。
Text by くまこ/食育インストラクター