成長期だからこそ、ママやパパは好き嫌いなく食べて欲しいと思うものですが、小さな子どもに野菜を食べさせるのは一苦労ですね。
子どもの野菜嫌いは味だけでなく、食感や見た目が原因の場合もあります。
今回は、子どもが楽しみながら食べられるビビンバをご紹介します。
【ビビンバ】
<材料>(子ども1人+大人1人分目安)
挽き肉・・80g
卵・・1個
緑の野菜2~3種類・・各適量(ほうれん草・小松菜・チンゲン菜・ブロッコリーなど)
人参・・適量
ごはん・・適量
ごま油・・少々
白いりごま・・適量
A
塩、こしょう・・各少々
酒・・小さじ1
砂糖・・小さじ1/4
オイスターソース・・小さじ1/4
しょうゆ・・小さじ1/4
B
牛乳・・大さじ1
塩、こしょう・・各少々
<作り方>
- フライパンを熱し、挽き肉に焼き色が付くまで形を崩さずに焼く。
焼き色が付いたらひっくり返し、粗めにほぐしてAを加えて味が絡むように炒める(フライパンは洗わずに取っておく) - ボウルに卵・Bを入れてよく混ぜ、冷たい鍋に入れる。
中火弱にかけ、菜箸でかき混ぜながら炒り卵を作る - 人参は粗めのささがき状にし、柔らかくなるまで茹でる
- 緑の野菜の葉物は葉と軸に分け、それぞれ柔らかく茹で、細かく刻む。
葉物以外は皮を剥くなど下処理をして食べやすい大きさに切り、柔らかく茹でる - (1)で使用したフライパンで(3)(4)を順にサッと炒める
- ごはんを器に盛り、ごま油を少量回しかけ、(1)(2)(5)を盛り、お好みで上からごまをちらす
<ポイント>
- 牛挽き肉または合挽き肉で作るのがおすすめです。
- 挽き肉用の酒、卵に加える牛乳は無ければ水で代用できます。
- 年齢に応じて野菜は塩を加えた湯で茹でていただいても構いません。
- ごまは野菜などに混ぜてもおいしくいただけます。
野菜を柔らかく茹で、小さくする事でごはんとよく混ざり、食べやすくなります。
また、肉を焼いたフライパンで野菜をサッと炒める事で、肉の旨味で野菜の味がマスキングされます。
余計な調味料を使わずに済むので、減塩効果も期待できます。
ごはんにかけたごま油もほぐしやすくする効果に加え、香りで食欲をそそります。
ビビンバは見た目もきれいな上、子どもがやりたくなるような「まぜまぜ」をやって食べる料理です。
我が家でも、子どもに野菜をたくさん食べて欲しい時によくやりますが、毎回完食です。
全てのお子さんに当てはまるかは分かりませんが、食べてくれる率の高い料理ですので、お試しください!
Text by さゆり/食育インストラクター