子育てに家事にと、日々忙しく過ごしているママがどれほどいるでしょうか。
今回は、そんなママがホッとする時間を作るお手伝いが出来るかもしれない、レシピをご紹介します。
料理をあまりしたことがない旦那さんや家族でも挑戦出来るチャーハンと、お湯を注げば完成のわかめスープです。
【料理をするにあたって】
以下のことに気をつけて作業しましょう。
- 調理前後はしっかり手を洗う
- 調理中も、手が汚れたらその都度しっかりと洗い、肉や魚などを触ったらハンドソープを必ず使って念入りに洗う
- 材料や手順を確認して、足りないものがないかチェックする
- ながら作業は危ないので、テレビなどは消しましょう
ではレシピのご紹介です。
【パラッとチャーハン】
パラッと仕上げるポイントは、「お玉使い」です。
<材料(1人分)> 調理時間:10分
ごはん・・150g
サラダ油・・大さじ1
卵・・1個
ピーマン(みじん切り)・・1/2個分
ロースハム(5~6mm角)・・2枚分
長ねぎ(みじん切り)・・10g
顆粒中華だし・・小さじ1/4
塩・・少々
こしょう(粗挽き黒こしょうでも)・・少々
<作り方>
- フライパンにサラダ油を入れて強火で熱し、卵を割り入れ、その上に手早くごはんをのせ、一度ひっくり返す
- 卵の面が上にきたら火加減を中火にし、お玉の底を使ってごはんをフライパン全体に押し広げるようにし、ときどきフライパンを返して卵に火を通す
- ピーマンを加えて全体をよく炒め、ハム・長ねぎを加えて炒め合わせる
- 顆粒中華だしを加えてサッと炒め、塩・こしょうで味を調える
<ポイント>
テフロン加工のフライパンで作る場合、可能であればお玉は金属製ではないものを使用した方が加工を痛めにくいです。
金属製のお玉しかなく、フライパンの傷などが心配な場合は、(2)の工程が終わったら、木べらなどに持ち換えて炒めてください。
一度にたくさん作りたくなりますが、家庭の火力で美味しく作るには、1~2人分がちょうどよいです。
ご自宅の火力を確認し、1人分または2人分で作りましょう。
ハムは、チャーシューに置き換えても構いません。
また、ナルトなどお好みの食材を追加してもおいしいです。
出来るだけ水分の出にくい食材を使うのがパラと仕上げるコツです。
こうばしさをプラスしたい時は、最後に鍋肌からしょうゆ(小さじ1/2程度)を回し入れましょう。
子どものころ、家のチャーハンにはピーマンが入っていました。
今でも自分で作るときは、栄養が摂れ、彩りも奇麗なので入れていますが、抜いて作っても問題ありません。
ご自身の定番食材があれば、それらを入れて作ってくださいね。
【わかめスープ】
お湯を注げば出来上がる、インスタントスタイルのわかめスープです。
<材料(1人分)> 調理時間:5分
わかめ(乾燥)・・1g(小さじ1/2くらい)
長ねぎ(みじん切り)・・5g
白いりごま・・小さじ1/2
塩・・適量(小さじ1/6~1/4くらい)
顆粒中華だし・・小さじ1/4~
しょうゆ・・少々
粗挽き黒こしょう・・少々
熱湯・・150ml
ごま油・ラー油など・・お好みで
<作り方>
- 器に熱湯・ごま油(ラー油)以外の材料を合わせる
- (1)に熱湯を注ぎ、軽く混ぜてわかめが戻ったらお好みでごま油(ラー油)などを垂らしてどうぞ。
<ポイント>
顆粒中華だし類は、メーカーによって粉末状や、大きめの顆粒タイプなどさまざまです。
また、塩分含有量もバラつきがあります。
同じ小さじ1/4でも量や塩味が変わる場合がありますので、濃い場合は湯を増やす、薄い場合は中華だしまたは塩をプラスするなどして調整して下さい。
熱湯を準備するときに、分量より少し多めの水を鍋に沸かし、溶き卵を流し入れてかき卵を作り、それをスープの器に注げば、卵入りのわかめスープになります。
同様に豆腐を一度熱湯でゆでて温めてから入れれば、豆腐入りのわかめスープと、アイディア次第でさまざまな具材のわかめスープが出来ます。
ママがゆっくり出来る時間を作ってあげたいときや、簡単にごはんを作りたいときなどに、ぜひご活用ください。
Text by さゆり/食育インストラクター