子どもが喜ぶ○○ごはん!~お好み焼きに挑戦!!~

毎日の献立、悩みますよね…。
育ち盛りの子どもたちに栄養満点のごはんを作ってあげたい!
子どもが喜んで食べてくれる料理を作ってあげたい!

そんなときはコレがおススメ!!キャベツたっぷりお好み焼き~!!
今回はフライパンで作ります。
ではさっそくレシピをご紹介します。

【お好み焼き】

<材料(2枚分)> 調理時間:35分
豚バラ薄切り肉・・100g
キャベツ・・300g
青ねぎ・・5g
切りもち・・1個
A薄力粉・・100g
A揚げ玉・・大さじ2
A卵・・1個
A塩・・ひとつまみ
お好み焼きソース・・適量
マヨネーズ・・適量
かつお節・・適量
青のり・・適量

<作り方>

  1. キャベツは7~8㎜角くらいの粗めのみじん切り、青ねぎは小口切り、切りもちは1cm角に切る
  2. 豚バラ肉は半分に切る
  3. ボウルにAを混ぜ合わせ、(1)を加えてざっくり混ぜる
  4. フライパンにサラダ油(分量外)を薄く敷いて中火で熱し、生地を流し込む
    丸く広げて(2)をのせて3分ほど焼く
    ※ 直径15cm、厚さ2.5cmくらいを目安に広げましょう
  5. 生地がきつね色になったらフライ返しでひっくり返し、ふたをして4分ほど焼く
  6. ふたをあけ、豚バラ肉に焼き色がつくように焼き、中まで火を通す
  7. こんがり焼き色がついた方を上にして、器に盛り付け、お好み焼きソース・マヨネーズ・かつお節・青のりをふる

今回は豚肉を使用しましたが、冷凍のシーフードミックスなどに変えてもおいしく召し上がれます。
アレンジしやすいので、いろいろなお好み焼きを準備しても楽しめそうですね。


【期待できる栄養は?】

豚肉はなんといってもビタミンB1が豊富
ごはんやパンなどの糖質をエネルギーにかえるため、欠かせないビタミンです。
また、アリシンを多く含む青ねぎと一緒に食べると、ビタミンB1の吸収を高めて、疲労回復効果が期待できます。
キャベツは、便秘解消に働く食物繊維や免疫力を高めるビタミンC、止血や骨の健康を保つビタミンKなど、体に大切な栄養素をたっぷり含んでいます。
特にビタミンCは、キャベツの芯の部分に多く含まれるため、捨てずに細かく刻んで使いましょう。
そのほか、市販されている胃腸薬にも含まれるビタミンU(キャベジン)が含まれています。
胃酸の分泌を抑えて胃や腸の粘膜を健康に保ち、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防にもなります。

【小麦粉は世界三大穀物!】

小麦粉は、米・とうもろこしに並び「世界三大穀物」のひとつに数えられ、さまざまな料理に使われています。
主成分はでんぷんですが、たんぱく質のグルテニンやグリアジンを含みます。
グルテニンとグリアジンに、塩と水を加えるとグルテンが形成されます。
グルテンとはうどんのコシや、パンやパスタのモチモチ感のもととなっているもので、粘りや弾力のある性質を持っています。
ちなみにでんぷんを洗い流し、グルテンだけをとりだしたものが「麩」です。
もち米の粉を加えてゆでたり蒸したりしたものが「生麩」、小麦粉(強力粉)を加えて焼いたものが「焼き麩」です。
小麦粉はこのたんぱく質(グルテン)の量や質で、強力粉・中力粉・薄力粉と大きく3つに分類されます。
パンやピザには強力粉、うどんは中力粉、ケーキや天ぷらには薄力粉のように、用途によって使い分けます。

いかがでしたか?
粉もの料理は子どもたちにも大人気♪
キャベツなどの野菜も一緒にたっぷり食べられるので、育ち盛りの子どもたちにぴったりです。ぜひ作ってみてください。

Text byくまこ/食育インストラクター