夏休みが始まると、毎日子どもたちのランチを作るのは大変ですよね。
そこで今回は、パパッと簡単に作れる暑い夏にピッタリ、「冷しゃぶサラダうどん」をご紹介します。
うどんは古くから日本人に愛されている国民食のひとつですよね。
いまや全国各地にご当地うどんがあるほどです。
また食べ方も、かけうどん、ザルうどん、ぶっかけうどんなど実にバリエーションが豊富で、トッピングでも楽します。
「うどん」と言ってもコシやののど越しなど、さまざまな特徴があり、とても奥深いです。
うどんにはどんな種類があるのでしょうか?
代表的なうどんをご紹介します。
【うどんの種類】
●讃岐うどん
香川県を代表するうどん。
手もみ・足ふみして生地を薄く伸ばして折りたたみ、包丁で切る「手打ち」製法。
コシが強く、麺がもちもちとした食感が楽しめます。
●稲庭うどん
秋田県湯沢市稲庭町が発祥。
太く切った麺によりをかけながら細く引き伸ばして作る「手延べ」製法で平たい麺。
絹のようななめらかな口あたりとのどごしが楽しめます。
●五島うどん
長崎県・五島列島に伝わる五島うどんで、稲庭うどんと同じく「手延べ」製法で、椿油を塗って細く伸ばします。
断面は丸状で、コシが強く長くゆでてものびにくいのが特徴です。
●水沢うどん
群馬県にある水澤寺(水沢観音)付近で参拝客にふるまわれていたことが発祥とされる手打ちうどんです。
透明感があり、やや太めで強いコシと弾力が特徴です。
●氷見うどん
富山県の氷見地方で作られる手延べうどんで、輪島の素麺作りがルーツともいわれています。
麺はやや平たい、強いコシでもちもちとした食感が楽しめます。
このほかにも、三重県伊勢市を中心に食べられる「伊勢うどん」や、山形県村山市の戸沢地区に伝わる「ひっぱりうどん」、群馬県桐生地方で食べられる「ひもかわうどん」などがあります。
その地域に行く機会があったらぜひ食べてみてくださいね♪
それではレシピをご紹介します。
今回は冷凍の讃岐うどんを使用!
【冷しゃぶサラダうどん】
<材料(2人分)> 調理時間:20分
うどん(冷凍)・・2玉
豚バラ薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)・・100g
酒・・大さじ1
レタス・・2枚
きゅうり・・1本
ミニトマト・・6個
ブロッコリースプラウト・・1パック
Aめんつゆ(3倍濃縮)・・大さじ2
A水・・90ml
マヨネーズ・・適量
かつお節・・適量
白いりごま・・小さじ2
<作り方>
- レタスは手で食べやすい大きさにちぎり、きゅうりは4~5cm長さの細切りにする
- ミニトマトは半分に切り、ブロッコリースプラウトは根元を切り落としておく
- 鍋に湯を沸かし、酒を加えて豚肉をゆで、色が変わったらザルに上げて冷ます
- 別の鍋に湯を沸かし、うどんを入れてパッケージの表示通りにゆで、ザルに上げ冷水でしっかりしめ、水気を切る
- 器に(4)・(1)・(2)・(3)の順に盛り付け、Aを回しかけ、マヨネーズ・かつお節・白いりごまをふる
肉と野菜が一度にとれるので栄養満点!
冷たく食べられるので暑い日にもピッタリですよ♪
冷凍うどんはコシと弾力があり、長期間保存できるので、とても便利!
小腹がすいたときにもパパッと食べられるので、我が家では常備しています♪
冷凍うどんがない方は、チルドのゆでうどんでもOKです。
使いやすいうどんを使用してくださいね。
いかがでしたか?
小麦粉・塩・水の3つの材料でいろいろな食感が楽しめるうどん。
今はお取り寄せができるものも多くあるので、うどんの食べ比べをしてお好みのうどんを探してみるのもよいですね。
Text by くまこ/食育インストラクター