皆さんは「リボべジ」という言葉を聞いたことはありますか?
今回は、環境にもお財布にも優しい「リボべジ」に挑戦しました!
【「リボべジ」って何?】
「リボべジ」とは、「リボーンベジタブル(=再生野菜)」の略です。
普段は捨ててしまいがちな野菜の根やへたなどから、再び食べられる部分を育てて収穫する方法のことです。
生ゴミの削減や節約に繋がる「リボベジ」は手軽にできるので、お子さんとも一緒に楽しめますよ☆
【リボべジ、やってみました!】
用意するものはこの3つ!
- 野菜の根やへた
- 保存容器やペットボトル、グラスなどのお好みの入れ物
- 水
今回は、小ねぎのリボべジに挑戦しました!
<小ねぎのリボべジのやり方>
- 小ねぎは根がついた部分を長めに残して切る。
(今回は10cmほどの長さにして、スタートしました。) - 容器に(1)・少量の水を入れ、根の部分を水に浸すようにして日あたりのよい場所に置く。
- 翌日水を替え、(2)を行う。
2日目以降は(2)と(3)の工程を繰り返し行います。
これなら忙しい方や栽培が苦手な方もできるかと思います☆
ただし、いくつかポイントがあります!
<ポイント>
- 日あたりのよい場所に置く(直射日光は避ける)
- 水は1日1回替える
- 水は根が浸る程度の少量にする
- 再生させるのは1、2回にする
これらのポイントを押さえると、成功率がグンと上がります!
今回挑戦した小ねぎ以外にも、豆苗や大根・人参の葉などもリボべジにおすすめです。
実際にやってみると、小ねぎの成長スピードに驚きました!
1日目と2日目を比較すると、一番長い所では2cmほど伸びました!
<1日目>
<2日目>
今回は1週間行いましたが、その間もグングンと成長していき、最終的には20cm弱伸びたものもありました!
<7日目>
【リボべジで収穫した野菜をおいしく調理しよう!】
今回は、収穫した小ねぎを使った、ご飯が進むおかずをご紹介します。
【ねぎの肉巻き照り焼き】
<材料(2人分)> 調理時間:20分
豚バラ薄切り肉・・200g
塩・こしょう・・少々
片栗粉・・適量
小ねぎ・・50g
Aしょうゆ・・大さじ1
Aみりん・・大さじ1
A酒・・大さじ1
A砂糖・・大さじ1
<作り方>
- 小ねぎは根の部分を切り落とす。
- ラップを広げて豚肉を少しずつ重なるようにして並べ、塩・こしょうを振り、片栗粉をまぶす。
- (2)の上に(1)をのせ、手前から巻いていく。
- フライパンを熱し、(3)を巻き終わりが下になるように入れて中火で焼く。
転がしながら全体に焼き色をつけ、豚肉に火を通す。 - (4)に合わせたAを入れて汁気がなくなるまで煮絡める。
食べやすい大きさに切り、器に盛る。
甘辛いタレと豚肉のうま味が、ねぎのおいしさをより引き立ててくれます!
おつまみやお弁当にもおすすめの一品です。
いかがでしたか?
リボべジは根や芽がある状態から始められるので、植物を育てるのが苦手という方でも挑戦しやすいですよ。
比較的成長も早いので、育つ喜びを感じられます!
皆さんもぜひお試しあれ☆
Text by ろい/食育インストラクター