“鍋“と聞くと「冬」をイメージする方も多いと思いますが、実は季節ごとに楽しめます☆
食材や味つけ次第で、いろんな楽しみ方ができる鍋料理は、一人暮らしの方や忙しいママにもおすすめです!
今回は、鍋の魅力や、「夏」におすすめの鍋料理をご紹介します♪
【暑い夏に“鍋“?】
夏は食欲がなくなりがちで、ついつい冷たい麺類やアイスなどを多く食べてしまうという方も多いのでは?
それに加え、クーラーなども使用していると、体は思いのほか冷えています!
体の冷えには、内側からしっかり体を温めるのが効果的!
肉や魚、野菜やきのこ類などをバランスよくとれる鍋を食べて冷えを改善し、夏を元気に乗り切りましょう☆
【“夏鍋“は何が人気?】
2016年に食品メーカーが実施したアンケートによると、全体の約40%の方が夏鍋をするという結果だったそうです。
今回はその中でもどんな鍋が人気かをランキング形式で見ていきたいと思います!
まず第3位は…「すきやき」!
レモンやトマトを加えるなどして、さっぱりとした味わいにアレンジする方が多いようです。
続いて第2位は…「豚しゃぶ」!
ポン酢や大根おろし、みょうがなどの薬味であっさり食べたいという意見が多くみられました。
そして栄えある第1位は…「キムチ鍋」!
“スタミナがつく”“涼しい部屋で汗をかきながら食べるキムチ鍋がおいしい”などの意見がありました。
確かにどれも違った魅力があり、甲乙つけがたいですが、やはりクリームやチーズなどの濃厚な味わいではなく、さっぱり・あっさり食べられる鍋が季節的に人気なようですね☆
【夏の鍋料理におすすめの食材をご紹介☆】
●トマト
「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養素をたっぷり含んでいる緑黄色野菜です。
ほどよい酸味でさっぱりと食べられるうえ、うま味もたっぷりなので、夏鍋にぴったりです☆
●レタス
みずみずしく、シャキシャキとした食感が魅力のレタスは、サッと火を通すしゃぶしゃぶとして食べるのがおすすめです。
レタスに含まれる栄養素は水溶性のものが多いので、鍋のスープを飲めばレタスの栄養が効率よく摂れますよ☆
●豚肉
豚肉は上記2食材と異なり、夏が旬という訳ではありませんが、夏バテ予防に効果的なビタミンB1を多く含んでいます。
あっさり食べたい場合は、バラ肉ではなく脂身が少ないもも肉にするなど、お好みの部位を使い分けできるのも魅力のひとつです。
【夏らしい鍋料理を作ってみよう☆】
今回は、おすすめの “夏鍋”レシピをご紹介します!
【お子さんも食べやすい!トマトキムチ鍋】
<材料(4人前)> 調理時間:20分
豚バラ薄切り肉・・300g
トマト・・2個
にら・・1束
もやし・・1袋
長ねぎ・・1本
絹ごし豆腐・・1丁
白菜キムチ・・200g
鶏がらスープ・・3カップ
お好みのみそ・・大さじ2
にんにく(みじん切り)・・1かけ(5g)
しょうが(みじん切り)・・1かけ(8g)
ごま油・・大さじ1
<作り方>
- 豚肉は食べやすい大きさに切る。
- トマトは大きめのくし切りに、そのほかの具材は食べやすい大きさに切る。
- 鍋にごま油・にんにく・しょうがを入れて弱火にかけ、香りが立ってきたら(1)を入れて炒める。
- 肉の色が変わったら鶏がらスープを加え、ひと煮立ちしたら長ねぎ・豆腐・キムチを入れて煮る。
- みそを溶き入れ、トマト・にら・もやしを入れてサッと煮て完成!
トマトの甘酸っぱさがキムチの辛味を和らげ、お子さんも食べやすい味になります!
今回はキムチをたっぷり加えたスープにしましたが、市販のキムチ鍋の素を使っていただいても構いません☆
その場合は、キムチはトッピング用として使う程度(少量)でよいと思いますので調整してくださいね。
個人的には、〆はうま味たっぷりのスープをあますことなく味わえる卵雑炊がおすすめです☆
いかがでしたか?
暑い夏にはあえて熱い鍋を食べてスタミナをつけ、残暑を乗り切りましょう!
Text byろい/食育インストラクター