今回はお正月に余ったお餅を使って作る「揚げおかき」をご紹介します。
かたいお餅を切ったり、油を使う作業があるので、大人の人と一緒にやってね。
【一緒に作る保護者の方へ】
このレシピはお子さんが主体となって作れる簡単なものですが、加熱や包丁を使う作業がありますので、年齢に合わせたお手伝いをお願いします。
お子さんが出来る部分はなるべく手を出さずに見守ってあげて下さいね。
【揚げおかき】
<材料>
餅・・適量
揚げ油・・適量
塩・・適量
しょうゆ・・適量
青のり・・適量
<下準備>
天気予報等で晴天が2~3日続くか確認してから作業しましょう。
<作り方>
- 餅は2~3mm厚に切る。
- 皿にクッキングペーパーをしき、切った餅を重ならないように並べ、 網などをかぶせて天日に当て、乾燥させる。
- しっかり乾燥したら火をつける前の冷たい油に入れ、中火でじっくり揚げる。
- (3)が揚がったらペーパータオルをしいたところに取り出し、 熱いうちに塩・醤油を絡め、青のりをふる。
<ポイント>
- 1cm角位に切る事が多いですが、今回は薄く切り、乾燥させる時間を短縮しています。
(天気が良く、乾燥した日であれば半日~1日で乾燥する場合もあります。餅の厚さ等で乾くスピードも変わりますので、干す時は日数に余裕を持たせましょう。) - 乾燥したかの目安は、触ってみて真ん中がグニグニ曲がったりせず、パキッと折れてしまう位です。
真ん中に水分が残っていると、揚げた時に油ハネの原因になるので、注意です。 - 揚げる時は油の面積の1/3~1/2弱位にして下さい。
揚げていくうちに2~3倍に膨れます。 - 熱いうちに調味料を絡める事で、しっかりと味が付き、醤油の水分も蒸発しやすいです。
- 醤油を付ける場合も、塩をふる事で、味がはっきりします。
醤油と組み合わせる時の塩は下味程度にしましょう。
また、白っぽく揚げて、塩と青のりをふるだけでも美味しくいただけます。 - しっかりと乾燥させ、乾燥剤等を一緒に入れておけば揚げる前の状態で保管できますが、水分が残っていたり、湿気が多い時期、場所などではカビが生えることもあります。
保管していた物を揚げる時は、カビなどが無いか必ず状態を確認してから揚げて下さい。 - 一度にたくさん揚げて保管すると油の酸化が起こる事がありますので、召し上がる分ずつ揚げる事をおすすめします。
市販のおせんべいやおかきも美味しいですが、手作りだと好きな味付けに出来たり塩分も加減できますので、お餅が余ったら、作ってみて下さいね。
揚げたても美味しいですよ!
Text by さゆり/食育インストラクター