いつでも手に入る「レモン」の旬っていつ?!

いつでも手に入る「レモン」の旬っていつ?!

爽やかな酸味が人気のレモン。
お菓子は勿論、料理のアクセントとしても使われます。
今回は女性に嬉しい効果がたっぷりの「レモン」のお話です。

【レモンにも旬ってあるの?】

「レモンはスーパーに行けば、いつでも置いてある気がする…」と思われる方も多いのでは?
実は通年出回っているものは、アメリカやチリからの輸入品。
近年では、食の安全志向の高まりから、残留農薬や防カビ剤の心配が少ない国産レモンの流通が増えています
国産レモンは広島県や愛媛県、和歌山県などで栽培され、10月頃から収穫が始まります。
まだ青い状態で収穫され、この頃は「グリーンレモン」と呼ばれます。
黄色く色付いたレモンは12月下旬から3月頃までが旬とされています。

【栄養価】

レモンは何といってもビタミンCの含有量がトップクラス!
レモンの酸味のもとであるクエン酸と共に疲労回復やストレス解消、免疫力アップに効果的です。
そのほか、抗酸化作用があり、アンチエイジング効果やがん予防に働きます。
爽やかな香りはリモネンという成分によるもので、リラックス効果や頭をスッキリさせる働きがあり、集中力を高めてくれます。
さらに頭皮の環境を整え、抜け毛の予防や髪を健康に育てるので、美髪効果も期待できます。


【お手軽♪レモンレシピ☆】

今回は甘酸っぱさがクセになる!
レモンタルトをご紹介します。

<材料>(市販のタルト型 小6個分)
Aレモン汁・・60g
Aレモンの皮(すりおろしたもの)・・1/2個分
Aグラニュー糖・・60g
A無塩バター・・50g
卵・・1個
粉ゼラチン・・3g
ピスタチオ、アラザン・・お好みで
市販のタルト・・6個

<作り方>

  1. Aを鍋に入れ、弱火にかけてバターと砂糖が溶けるまでゴムベラなどで混ぜる。
  2. ボウルに卵を割りほぐし、(1)を少しずつ入れながら混ぜる。
  3. (2)を鍋に戻して弱火にかけ、軽く沸騰してとろみがつくまで火にかける。
  4. 沸いたら火を止め、ゼラチンを入れてすばやく混ぜる。
  5. (4)を裏ごししてボウルに入れ、氷水で冷やしながら少し固まるまでよく混ぜる。
  6. タルト型に(5)を流し入れ、表面をゴムベラなどで平らにし、冷蔵庫で冷やし固め、 お好みでピスタチオやアラザンを飾る。

※個体差はありますが、レモン1個から約30gの果汁をとることができます。
※国産レモンではなく輸入品を使用する場合は、防カビ剤などが付いているので、 塩を手に取り皮にこすりつけ、水洗いしてから使いましょう。
粉ゼラチンは、ふやかし不要の物をお使い頂くとすぐに溶けるのでおすすめです。

お酢の代わりにレモン汁を使ってマリネやドレッシングにしたり、他の食材と煮て爽やかな風味をプラスしたりと、幅広い料理に活用できるレモン。
皆様も是非ご活用ください!

Text by ろい/食育インストラクター

関連キーワード: